素人さんの為の不動産学校:土地利用規制法

土地利用規制法

2021年10月30日

外国人の土地取得問題（No. 2537）

コロナが一段落して、選挙戦で賑わっている今日この頃でございますが・・・最近のコロナ感染者数の減り方が半端じゃないのがすごい！

政治がコロナのタイミングに合わせたのが、コロナが政治のタイミングに合わせたのか知りませんが・・・なんか絶妙なタイミングすぎて笑えてきます。

そんな中・・・ここ最近、外国人の方々から日本の不動産を購入したいという話が増えてきたような気がしますが・・・そう感じているのは私だけでしょうか？

（外国人の爆買いで高くなった響30年）

増えてきたというと語弊があるので・・・・。

元々、コロナ前に動いていた外国人たちが、また動き出したという感じなんですけど、まあ、コロナの間、海外勢が大人しかったので、そういう意味では、外国人の土地取得問題という部分は、その間に法の成立もされたので、少しは良かったのではないかと思います。

但し、これは、我々プロの不動産業者からみると不完全なもので、安全保障上、重要な施設の周辺などの土地利用を規制する法律（土地利用規制法）が成立しただけのことで・・・根本的な解決には至っていない！

まあ、第一弾としてはこんなものなのかもしれないが、そもそも、他国の大半は、外国人の土地購入を規制している。

日本は、これまで、甘々で自由に買うことができた。

まあ、ある程度規制していたのは、農地ぐらいのもので・・・それでも、他国資本の農業法人などが農地を購入しているケースや、日本人農家の名義を借りて購入しているケースも見受けられる！

コロナ前まで・・・海外資本によって別荘やリゾート地だけではなく・・・、水源地、自衛隊基地や飛行場周辺、国境離島も、外国資本に土地が爆買いされてきたわけだが・・・。

土地利用規制法により、少しはマシになるのだろうが・・・日本は不動産取引については国際的に開かれ過ぎた能天気な自由市場であり、常に外国人による買い占めの危機にさらされているということを、政治家と全国民は知っておかなくてはいけない！

何が言いたいのか・・・。

日本国民は、国防ということに対して危機感が少ないように思う。

日本から、頻繁に自衛隊機がスクランブル発進しているか・・・海上の警備で何が起きているか・・・そんな中で、基地周辺や、飛行場周辺、水源など、外国勢に買われたら・・・先々、どういう可能性があるのか・・・？

つい先日、青森県と北海道とのあいだの津軽海峡を、中国海軍とロシア海軍の艦艇10隻が通過したことも、国民の大半が知っているのか・・・？

通過した、中国海軍とロシア海軍の艦艇10隻の行き先は気にならないのか？

この艦隊は、津軽海峡を通過後、太平洋を南下して千葉県犬吠埼の沖合を更に南へ・・・、東京都の小笠原諸島付近まできたんですよ！

そもそもが、今回この中露の艦隊が通過した津軽海峡の真ん中は、どこの国にも属さない公海なので、海域国際法上、今回の通過は何の問題もないので、文句は言えないですが・・・

中露が、本気になれば、本州と北海道を分断して北海道を取ることができるかもしれないわけで・・・アメリカが、中露相手に全力で守ってくれるとも思えないですし・・・私は、中露の軍艦が合同で津軽海峡を通ったと聞いた時は、ゾッとしましたけどね。

日本という国は、アメリカから見て、中国、ロシア、北朝鮮からの盾になっているような形をしていますので重要な場所ではありますが・・・どれくらいの攻撃まで日本という盾で防げるのか、どれくらいの攻撃まで盾を捨てずに持っていてくれるのか・・・
私は、軍事のことは分かりませんが、アメリカが、日本を自国並みに守ってくれるとは思えません！

↑↑↑と・・・思っているわけです。

さて、ここまで書いたところで・・・話の途中ですが・・・。

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ありがとうございます・・・

ブログの続きです。

で・・・私のできることは、不動産業者として、基地、飛行場、国境、水源などは、外国人には売らないようにすることぐらいです。

外国人を差別しているわけではないので、不動産業者として、家やマンション、収益物件等の不動産は、普通に売りますよ！
これは、今の日本の法律では、外国人にとって当然の権利だと思いますし・・・プライベートやビジネスにおいて必要だと思います。

ただ・・・外国人が日本の国土を大規模に買うというのは・・・、基本的に土地の売却は慎重になりますし・・・特に重要拠点付近の土地は絶対に売ってはいけないと考えており、外国の政府がらみかもしれないな～と少しでも感じたら売らないようにしています。

これは、理由もなく、ただ日本に土地が欲しいと、森林や水源を探しにきたり、理由もなく基地や、国境付近の土地を欲しがったり・・・そういう話はお断りしています。

まあ、この判断も難しいのですが・・・・。
日本で働いていて家が欲しいとか、投資でマンションや収益物件が欲しいとか・・・、日本で会社をやっていて社屋が欲しいとか、土建業をやっていて資材置き場が欲しいとか・・・そういう取引はさせていただいていますが・・・・。

微妙なのが・・・
例えば、以前だと・・・メガソーラーの太陽光発電所が欲しいとか・・・国境近くの離島にリゾートを作るので大きな土地が欲しいとか・・・
この手の話は、相手の経歴や実績などをよく調べてからじゃないと・・・・

なんだかんだ言いながら、今のところ話はあっても売ったことはないですけどね！

そして、２０２１年秋・・・・。

外国人が家やマンション、外資系の企業から収益物件や事業用地を購入したいというような話が、パラパラと出始めました。

もう少しすると、森林や水源などの大規模な土地を買いたいという話が出てくるんじゃないかな～と予想しております。

まあ、この手の話は、不動産業者というよりは、ブローカー向きの案件なので、ブローカーが、水源ないか～？　でかい森林はないか～？などと・・・動き出したら要注意ですね。

不動産業者も地主様たちも、報酬や価格ではなく国防という観点で考えて判断をされるといいかな～と思います。

そもそも、国防ということについて、アメリカを信用しすぎで・・・日本の国土は日本人で守らなくてはいけないと私は思いますけど・・・。
いろんな角度から見ても、日本はなめられすぎじゃないですか？

まあ、諸外国からは、アメリカの子分で自国防衛のできない国と思われていますので仕方ないですけど・・・・。

日本の隣国は、中国、ロシア、北朝鮮ですよ！

もちろん、日本の自衛隊が優秀なことは知っていますが・・・・。

あかん・・この話を始めると、また長文化するので、ここまでとしますが・・・。

まあ、日本人の大半の方は、私よりも外国人に対して厳しい目で見ていらっしゃる方が多いのだろうとは思いますが・・・中には、日本人が土地を購入して外国人に転売するなんてケースもありますので、土地を売却する際はお気をつけください。

不動産屋は不動産屋の国防！　地主は地主の国防！　それぞれの職業や立場での国防！

土地利用規制法は成立しておりますが、もう少し厳しくしないといけないんじゃないかな～と思いましたので、本日のブログに書かせていただきました。

そんなわけで・・・本日は、外国人の土地取得問題というテーマで書かせていただきました。

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