不動産詐欺
2024年08月29日
地面師たち！ Netflixドラマを プロの不動産屋が見て思うこと！（No.2606)
最近、Netflixで人気急上昇中！ 不動産 実話！ 積水ハウス地面師詐欺事件を元にしたであろう・・・Netflixドラマ「地面師たち」で見てみた！
多分、我々のような不動産のプロが監修しているのか、不動産取引の詳細部分が、かなりリアルに描かれていて面白い！
そうは言っても、私は、愛知県の不動産業者なので、積水ハウスの５５億とか、今回の地面師たちの１００億なんていう金額の取引したことはないが・・・、自社が購入したものでは、１０億ちょっと・・・仲介でも３０億ほど・・・・、５０億、１００億になると・・・、ドラマ地面師たち！みたいな感じになるのかというと・・・ちょっと違うんじゃない？という部分もある！
本日は、不動産デベロッパー、仲介不動産業者、不動産コンサルの私が、プロとして、Netflixドラマ「地面師たち」の感想を書かせていただきます。
※かなり、リアルな話や、私の個性ある主観も入ると思うので、ドロドロ系の話が嫌いな人は、ここまでにしておいてください！
（時間を上手に使うために美容院でブログ書いてますw）
さて、まずは、あらすじを書きながら、順にやっていきましょう。
※まだ、地面師たちを観ていない人は、一部、ネタバレも含まれますので・・・・観てから読まれた方がよろしいかと思います。
さて・・・
１話目から・・・
これは、素晴らしかった！
地面師たち！というタイトルで、興味をひき、人の好奇心をくすぐる感じで、観たいと思わせておいて・・・
そこから、１話で、地面師たちが不動産デベロッパーの社長を騙して大金を騙し取り・・・地面師とは何かを見る側に理解させ・・・キャストの役割も何となくわかるし・・・１話で一旦完結させて・・・次に続く展開が楽しみで・・・最高の出来だと思いました。
※１話を観た時に思ったことは・・・
当社も、不動産デベロッパーなので、気を付けようと思ったのと・・・この社長、鼻につくな〜・・・俺は、もう少し、茶目っ気あるし社員にも優しいし、騙されたとしても、こんなに取り乱さないよな〜・・・wと思いました。
私自身、昔・・・、地面師から、郵政の関係の土地を買わないかと、国会議員の名前を出されて、永田町にまで行って、国会議員の偽秘書と会って商談をして・・・契約前に偽秘書の口座に８０００万円振り込むように言われて・・・振り込みを確認できたら、郵政の土地を当日契約する流れを説明されたわけですが・・・。
仲良しの国会議員に裏をとってもらい、秘書の名前と顔が違ったので・・・振り込まず・・・逆に、詐欺師を問い詰めて・・・連絡が取れなくなったということがあったので・・・。
その時のことを思い返しながら・・・地面師たちを観たので・・・かなり入り込み、１話を２回も観てしまいました。
私も、もしかしたら、１話の小物社長のように騙されていたかもしれません。
そうは言っても、あの手口は、手付金詐欺なので・・・今回のような、所有権移転の残代金まで、騙し取るという、巧妙な感じではなかったですけどね・・・w
話が、それましたが・・・・ １話は、素晴らしかった！
（名古屋の夜景）
そんな気持ちで２話目以降の感想！
２話目は、地面師たちは、積水ハウス地面師ネタ55億？の事件を元ネタにした感じでリアルな感じを出しつつ・・・時価100億円の土地を次なるターゲットに選び、調査をしながら緻密な計画を練り始めるわけだが・・・この当たり前すぎるつまらないストーリーに・・・、１話目の社長とグラドルの不倫の精算と・・・隙が無さげな、ターゲットの寺の尼さんが、ホストと６Pをしてホテルで乱交しているシーンで・・・３話に興味を持たせる感じが良かったw
※私の見解
私が、見逃したのか・・・不動産のプロとして腑に落ちなかったのは・・・
通常、あれだけの寺を、尼さん一人で所有しているというケースは稀であり一般的ではない！
基本的に、個人で、あれだけ価値が高い土地を所有して、相続したとしても、贈与を受けたとしても、とんでもない税金を払わなくてはいけない！
それに、駐車場だったが・・あれでは、固定資産税、都市計画税も払えない！
１００歩譲って、宗教法人の土地であれば、理に叶う部分はあるのだが・・・あの土地が、尼さん個人の所有というのは、どう考えても変・・・、あの土地とは別に、とんでもない額の資産や収入があれば別だが、そんな様子はない！
どう考えても、尼さんが、あの土地を個人で所有しているところが納得いかなかったが・・・。
まあ、とんでもない資産家で、相続税なんて、鼻くそぐらいの感覚で出せるということにして・・・ホテルでのカツラがズレながら夢中でHをする６P乱交シーンの迫真の演技に免じて・・・無理やり納得して・・・３話目以降を見た！
３話目、４話、５話・・・・
ホストに潜入したり・・・、刑事がハリソン山中に殺されたり・・・拓海の過去とか・・・
まあ、このあたりは、ドラマとしては、面白いのかもしれないが、不動産屋観点で言わせてもらうと・・・現実離れしすぎていて、なるほど〜という感覚以外ありませんでした。
不動産取引的には、石洋ハウスの青柳の立場や、強引に社内決済を取ろうという姿勢がリアルな感じで良かったですね。
※弊社にも、開発事業部 用地課があり・・・年間の仕入れのノルマがあるので、うちの社員たちも、私の決済をとるために、少なからず、あれこれ考えてるんだろうな〜なんてことを考えたりして・・・
そうは言っても、私の場合は、ほとんどのん場合、試算表と事業計画を見て、現場を見に行って・・・その場で決済しますけど・・・
うちのような中小企業デベロッパーは、その点、決済を取るのは簡単だと思います！笑
６話 裏切りと土地案内・・・・
この回は、地面師たちの裏切りや、ハプニングが多くて、面白かったです。
ホストが売主を、沖縄に連れて行ったと思ったら・・・速攻で舞い戻ってきて・・・
麗子が売主になりすまし・・・石洋ハウスを案内するところ等・・・ドキドキハラハラで面白かったです。
※今回の地面師たちの取引は、１００億という高額取引なのでイレギュラーなケースだと思うのだが・・・実際の不動産の物件案内に、売主（所有者）が立ち会うというケースは少ない！
仲介業者が、買主を案内するというケースが多い。
今回のドラマでは、石洋ハウス側が、売主と会うことを希望していたので、あのような案内の形になったのだが・・・実際の取引だと、仲介業者は、契約まで売主と買主を合わせたくないのだ。
案内中に、売主が余計なことまで説明してしまったり・・・逆に、買主が余計なことを言って売主の機嫌を損ねたりして、契約が流れてしまうことがあるので・・・・仲介業者が、売主を案内をするというパターンが多い！
まあ、マンションや中古住宅で居住中の場合は、売主立会いで案内するケースもあるが、事業用の物件で売主が立ち会うことは少ない！
今回の取引の場合は、石洋ハウスの方が売主に会いたがっていたので、このような形になったと思うのだが・・・通常、このような事業用の物件は、居住用とは違い壊してしまって・・・建物を建てるので、売主の立ち会いはない方がいいわけで・・・・買主は、測量士や解体業者、下請けの建設土木業者を連れて行って見積もりを取るために物件を見たいので、売主立ち会いではなく、仲介業者立会いで、遠慮なく好き勝手に見たいというのが本音であり一般的なのです。
ただ・・・今回、尼に変装した麗子が偽の売主だとバレないように、必死になっている姿が面白かったので・・・あのシーンは、良かったと思いました。
最終話 １１２億の不動産詐欺を成功させた地面師たちと、石洋ハウスの青柳部長・・・
結局、地面師たちは次々と殺されて・・・石洋ハウスの青柳部長も、本物の売主と会った後で、車道に飛び出して死んだ（殺されたと思う）
そして・・・最後に残った拓海とハリソン山中の対決で・・・爆破により、ハリソン死亡かと思いきや・・・生きていたというオチで・・・続編への期待が高まり・・・地面師たちは、終わった！
※最終話 感想・・・。
殺される人が多すぎて、現実離れしすぎていて・・・なんじゃこりゃ〜！って感じでした。
青柳部長は、取引を成功させてノリに乗ってるところから、騙されたと知り、奈落の底に突き落とされ・・・車に轢かれて死んだのだが・・・
あれは、ハリソンに殺されたわけで・・・、今回の土地の売却情報に辿り着くまでに会った人や情報をもらった人もいるわけで・・・警察から事情聴取を受けた後に、ハリソン山中に辿り着く可能性があるので、そりゃ〜殺されるわな〜！と思いましたが・・・。
地面師たちを次から次へと、あそこまで殺しまくるのは予想外でした。
口封じと、ハリソン山中の快楽として一石二鳥的に殺されてしまったわけですが・・・ここが、ドラマだな〜と・・・ここまでバイオレンスにしなくても良かったのではないかと思いますが・・・。
あれくらいやらないと、ここまで注目されなかったかも知れないですけど・・・。
そういう意味では・・・キャストが、良かったですねw
まあ、でも、積水ハウスの事件を元にして・・・
ここまでのノンフィクション系 セックス＆ドラッグ＆バイオレンス＆刑事ドラマ！は凄いですよね。
ピエール瀧を起用しながらも、ドラマ内では、他の人がやってたので・・・少し安心したw
全体的には、地上波ではできないであろうドラマという意味では、すごく面白かったし良かったと思います。
さて、ここまで書いたところで・・・話の途中ですが・・・。
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ありがとうございます・・・
ブログの続きです。
実際の地面師たちについて！
実際の話、積水ハウス事件以後、我々、不動産デベロッパーは、不動産取引に対して慎重になりました。
ドラマ内では、しつこいぐらい、本人確認をしていましたが・・・積水ハウス事件以前は、あそこまで、いろんなことを売主に聞くことはありませんでした。
特別、怪しいと思わない限り・・・近所のスーパーの話まで聞きませんし・・・今でも、そこまで聞きません！
ドラマ内の石洋ハウスでは、相当しつこく疑って、あれこれ聞いていましたが・・・
おそらく実際の積水ハウス事件の取引の際は、あそこまで聞いていないと思います。
積水ハウス事件以前は、権利書紛失の場合の司法書士の本人確認は、免許証やパスポート等の身分証明的なもの、印鑑証明 実印・・・あとは、生年月日や住所を聞かれる程度でした。
私の経験では、１５億の取引の際に、権利書がなかった時も、そんな感じでした。
最近は、積水ハウス事件以前と比べて、かなり厳重にはなりましたが・・・
最近は、本人確認書類に加えて、マイナンバーカードの提示や、質問が多くなった気がします。
一般の住宅や小さな取引の場合は、以前とあまり変わっていませんが・・・・不動産デベロッパーや、住宅メーカー等との、大きな取引の場合は、厳重な本人確認を司法書士がしたり・・・中には、売主に公証人役場で本人確認手続きをしてもらうとか・・・法務局からの本人限定郵便による確認通知など・・・各社、地面師には気をつけているようです。
弊社の場合は、他業者やブローカーが持ち込んできた大型物件を買う場合には、事前に、売主の本人確認として、めちゃくちゃ裏取りをします。
これは、今に始まったことではありませんが・・・・。
私から言わせれば、ここが一番重要で・・・司法書士の本人確認は、うちからしたら第三者の確認じゃないですか・・・！
自社としての売主確認は別なので・・・というより・・・自社での売主の本人確認調査の方が重要だと考えております。
まあ、当社の場合は、東京ではないので・・・名古屋か名古屋市周辺の不動産なので、基本的には、ちょっと調べたら本人確認できます。
ご近所さん、職場、同級生・・・どこかでヒットします。
まあ、小さな取引は、司法書士さん任せになってしまっていますが・・・億以上の取引や、ん・・・？と思った取引は、自社で、しっかり裏取りをしています。
その点、積水ハウス事件の時の本人確認は、どうだったのか？
双子ぐらい瓜二つの偽売主だったのか？ 特殊メイクで似せたのか？ ただ単に杜撰だったのか？
売主本人に気付かれずに裏取する方法なんていくらでもあるし・・・そもそも事前に、本人確認調査をさせていただきます！と仲介業者を通じて伝えればいいことなので・・・
６０億からの取引で・・・積水ハウスが、なぜ、自社による本人確認を徹底的にしなかったのか・・・司法書士も、なぜ見破れなかたったのか、今でも不思議です。
今振り返ると・・・積水ハウス事件は、地面師たちのドラマほどではないですが・・・大胆でしたね〜！
まあ、この話を書き出すと長くなるので、本日は、地面師たち！ Netflixドラマを プロの不動産屋が見て思うこと！というテーマなので・・・ここらにしておきますが・・・・。
資産家の皆さんへ
不動産詐欺は、地面師詐欺だけではありません。
手付詐欺、二重譲渡詐欺、海外不動産詐欺、恋愛不動産詐欺（デート商法）、満室詐欺、等
いろんな手口がありますので・・・高額不動産を所有している人は気をつけてくださいね。
そんなわけで・・・本日は、ここまでとさせていただきます。
本日も、読者の皆様に、
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多分、我々のような不動産のプロが監修しているのか、不動産取引の詳細部分が、かなりリアルに描かれていて面白い！
そうは言っても、私は、愛知県の不動産業者なので、積水ハウスの５５億とか、今回の地面師たちの１００億なんていう金額の取引したことはないが・・・、自社が購入したものでは、１０億ちょっと・・・仲介でも３０億ほど・・・・、５０億、１００億になると・・・、ドラマ地面師たち！みたいな感じになるのかというと・・・ちょっと違うんじゃない？という部分もある！
本日は、不動産デベロッパー、仲介不動産業者、不動産コンサルの私が、プロとして、Netflixドラマ「地面師たち」の感想を書かせていただきます。
※かなり、リアルな話や、私の個性ある主観も入ると思うので、ドロドロ系の話が嫌いな人は、ここまでにしておいてください！
（時間を上手に使うために美容院でブログ書いてますw）
さて、まずは、あらすじを書きながら、順にやっていきましょう。
※まだ、地面師たちを観ていない人は、一部、ネタバレも含まれますので・・・・観てから読まれた方がよろしいかと思います。
さて・・・
１話目から・・・
これは、素晴らしかった！
地面師たち！というタイトルで、興味をひき、人の好奇心をくすぐる感じで、観たいと思わせておいて・・・
そこから、１話で、地面師たちが不動産デベロッパーの社長を騙して大金を騙し取り・・・地面師とは何かを見る側に理解させ・・・キャストの役割も何となくわかるし・・・１話で一旦完結させて・・・次に続く展開が楽しみで・・・最高の出来だと思いました。
※１話を観た時に思ったことは・・・
当社も、不動産デベロッパーなので、気を付けようと思ったのと・・・この社長、鼻につくな〜・・・俺は、もう少し、茶目っ気あるし社員にも優しいし、騙されたとしても、こんなに取り乱さないよな〜・・・wと思いました。
私自身、昔・・・、地面師から、郵政の関係の土地を買わないかと、国会議員の名前を出されて、永田町にまで行って、国会議員の偽秘書と会って商談をして・・・契約前に偽秘書の口座に８０００万円振り込むように言われて・・・振り込みを確認できたら、郵政の土地を当日契約する流れを説明されたわけですが・・・。
仲良しの国会議員に裏をとってもらい、秘書の名前と顔が違ったので・・・振り込まず・・・逆に、詐欺師を問い詰めて・・・連絡が取れなくなったということがあったので・・・。
その時のことを思い返しながら・・・地面師たちを観たので・・・かなり入り込み、１話を２回も観てしまいました。
私も、もしかしたら、１話の小物社長のように騙されていたかもしれません。
そうは言っても、あの手口は、手付金詐欺なので・・・今回のような、所有権移転の残代金まで、騙し取るという、巧妙な感じではなかったですけどね・・・w
話が、それましたが・・・・ １話は、素晴らしかった！
（名古屋の夜景）
そんな気持ちで２話目以降の感想！
２話目は、地面師たちは、積水ハウス地面師ネタ55億？の事件を元ネタにした感じでリアルな感じを出しつつ・・・時価100億円の土地を次なるターゲットに選び、調査をしながら緻密な計画を練り始めるわけだが・・・この当たり前すぎるつまらないストーリーに・・・、１話目の社長とグラドルの不倫の精算と・・・隙が無さげな、ターゲットの寺の尼さんが、ホストと６Pをしてホテルで乱交しているシーンで・・・３話に興味を持たせる感じが良かったw
※私の見解
私が、見逃したのか・・・不動産のプロとして腑に落ちなかったのは・・・
通常、あれだけの寺を、尼さん一人で所有しているというケースは稀であり一般的ではない！
基本的に、個人で、あれだけ価値が高い土地を所有して、相続したとしても、贈与を受けたとしても、とんでもない税金を払わなくてはいけない！
それに、駐車場だったが・・あれでは、固定資産税、都市計画税も払えない！
１００歩譲って、宗教法人の土地であれば、理に叶う部分はあるのだが・・・あの土地が、尼さん個人の所有というのは、どう考えても変・・・、あの土地とは別に、とんでもない額の資産や収入があれば別だが、そんな様子はない！
どう考えても、尼さんが、あの土地を個人で所有しているところが納得いかなかったが・・・。
まあ、とんでもない資産家で、相続税なんて、鼻くそぐらいの感覚で出せるということにして・・・ホテルでのカツラがズレながら夢中でHをする６P乱交シーンの迫真の演技に免じて・・・無理やり納得して・・・３話目以降を見た！
３話目、４話、５話・・・・
ホストに潜入したり・・・、刑事がハリソン山中に殺されたり・・・拓海の過去とか・・・
まあ、このあたりは、ドラマとしては、面白いのかもしれないが、不動産屋観点で言わせてもらうと・・・現実離れしすぎていて、なるほど〜という感覚以外ありませんでした。
不動産取引的には、石洋ハウスの青柳の立場や、強引に社内決済を取ろうという姿勢がリアルな感じで良かったですね。
※弊社にも、開発事業部 用地課があり・・・年間の仕入れのノルマがあるので、うちの社員たちも、私の決済をとるために、少なからず、あれこれ考えてるんだろうな〜なんてことを考えたりして・・・
そうは言っても、私の場合は、ほとんどのん場合、試算表と事業計画を見て、現場を見に行って・・・その場で決済しますけど・・・
うちのような中小企業デベロッパーは、その点、決済を取るのは簡単だと思います！笑
６話 裏切りと土地案内・・・・
この回は、地面師たちの裏切りや、ハプニングが多くて、面白かったです。
ホストが売主を、沖縄に連れて行ったと思ったら・・・速攻で舞い戻ってきて・・・
麗子が売主になりすまし・・・石洋ハウスを案内するところ等・・・ドキドキハラハラで面白かったです。
※今回の地面師たちの取引は、１００億という高額取引なのでイレギュラーなケースだと思うのだが・・・実際の不動産の物件案内に、売主（所有者）が立ち会うというケースは少ない！
仲介業者が、買主を案内するというケースが多い。
今回のドラマでは、石洋ハウス側が、売主と会うことを希望していたので、あのような案内の形になったのだが・・・実際の取引だと、仲介業者は、契約まで売主と買主を合わせたくないのだ。
案内中に、売主が余計なことまで説明してしまったり・・・逆に、買主が余計なことを言って売主の機嫌を損ねたりして、契約が流れてしまうことがあるので・・・・仲介業者が、売主を案内をするというパターンが多い！
まあ、マンションや中古住宅で居住中の場合は、売主立会いで案内するケースもあるが、事業用の物件で売主が立ち会うことは少ない！
今回の取引の場合は、石洋ハウスの方が売主に会いたがっていたので、このような形になったと思うのだが・・・通常、このような事業用の物件は、居住用とは違い壊してしまって・・・建物を建てるので、売主の立ち会いはない方がいいわけで・・・・買主は、測量士や解体業者、下請けの建設土木業者を連れて行って見積もりを取るために物件を見たいので、売主立ち会いではなく、仲介業者立会いで、遠慮なく好き勝手に見たいというのが本音であり一般的なのです。
ただ・・・今回、尼に変装した麗子が偽の売主だとバレないように、必死になっている姿が面白かったので・・・あのシーンは、良かったと思いました。
最終話 １１２億の不動産詐欺を成功させた地面師たちと、石洋ハウスの青柳部長・・・
結局、地面師たちは次々と殺されて・・・石洋ハウスの青柳部長も、本物の売主と会った後で、車道に飛び出して死んだ（殺されたと思う）
そして・・・最後に残った拓海とハリソン山中の対決で・・・爆破により、ハリソン死亡かと思いきや・・・生きていたというオチで・・・続編への期待が高まり・・・地面師たちは、終わった！
※最終話 感想・・・。
殺される人が多すぎて、現実離れしすぎていて・・・なんじゃこりゃ〜！って感じでした。
青柳部長は、取引を成功させてノリに乗ってるところから、騙されたと知り、奈落の底に突き落とされ・・・車に轢かれて死んだのだが・・・
あれは、ハリソンに殺されたわけで・・・、今回の土地の売却情報に辿り着くまでに会った人や情報をもらった人もいるわけで・・・警察から事情聴取を受けた後に、ハリソン山中に辿り着く可能性があるので、そりゃ〜殺されるわな〜！と思いましたが・・・。
地面師たちを次から次へと、あそこまで殺しまくるのは予想外でした。
口封じと、ハリソン山中の快楽として一石二鳥的に殺されてしまったわけですが・・・ここが、ドラマだな〜と・・・ここまでバイオレンスにしなくても良かったのではないかと思いますが・・・。
あれくらいやらないと、ここまで注目されなかったかも知れないですけど・・・。
そういう意味では・・・キャストが、良かったですねw
まあ、でも、積水ハウスの事件を元にして・・・
ここまでのノンフィクション系 セックス＆ドラッグ＆バイオレンス＆刑事ドラマ！は凄いですよね。
ピエール瀧を起用しながらも、ドラマ内では、他の人がやってたので・・・少し安心したw
全体的には、地上波ではできないであろうドラマという意味では、すごく面白かったし良かったと思います。
さて、ここまで書いたところで・・・話の途中ですが・・・。
皆さん・・・不動産、建設部門のブログランキングが、２位になってしまっていますので、下記のバナーをクリックして、素人さんの為の不動産学校に投票していただけると嬉しいです。
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ありがとうございます・・・
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実際の地面師たちについて！
実際の話、積水ハウス事件以後、我々、不動産デベロッパーは、不動産取引に対して慎重になりました。
ドラマ内では、しつこいぐらい、本人確認をしていましたが・・・積水ハウス事件以前は、あそこまで、いろんなことを売主に聞くことはありませんでした。
特別、怪しいと思わない限り・・・近所のスーパーの話まで聞きませんし・・・今でも、そこまで聞きません！
ドラマ内の石洋ハウスでは、相当しつこく疑って、あれこれ聞いていましたが・・・
おそらく実際の積水ハウス事件の取引の際は、あそこまで聞いていないと思います。
積水ハウス事件以前は、権利書紛失の場合の司法書士の本人確認は、免許証やパスポート等の身分証明的なもの、印鑑証明 実印・・・あとは、生年月日や住所を聞かれる程度でした。
私の経験では、１５億の取引の際に、権利書がなかった時も、そんな感じでした。
最近は、積水ハウス事件以前と比べて、かなり厳重にはなりましたが・・・
最近は、本人確認書類に加えて、マイナンバーカードの提示や、質問が多くなった気がします。
一般の住宅や小さな取引の場合は、以前とあまり変わっていませんが・・・・不動産デベロッパーや、住宅メーカー等との、大きな取引の場合は、厳重な本人確認を司法書士がしたり・・・中には、売主に公証人役場で本人確認手続きをしてもらうとか・・・法務局からの本人限定郵便による確認通知など・・・各社、地面師には気をつけているようです。
弊社の場合は、他業者やブローカーが持ち込んできた大型物件を買う場合には、事前に、売主の本人確認として、めちゃくちゃ裏取りをします。
これは、今に始まったことではありませんが・・・・。
私から言わせれば、ここが一番重要で・・・司法書士の本人確認は、うちからしたら第三者の確認じゃないですか・・・！
自社としての売主確認は別なので・・・というより・・・自社での売主の本人確認調査の方が重要だと考えております。
まあ、当社の場合は、東京ではないので・・・名古屋か名古屋市周辺の不動産なので、基本的には、ちょっと調べたら本人確認できます。
ご近所さん、職場、同級生・・・どこかでヒットします。
まあ、小さな取引は、司法書士さん任せになってしまっていますが・・・億以上の取引や、ん・・・？と思った取引は、自社で、しっかり裏取りをしています。
その点、積水ハウス事件の時の本人確認は、どうだったのか？
双子ぐらい瓜二つの偽売主だったのか？ 特殊メイクで似せたのか？ ただ単に杜撰だったのか？
売主本人に気付かれずに裏取する方法なんていくらでもあるし・・・そもそも事前に、本人確認調査をさせていただきます！と仲介業者を通じて伝えればいいことなので・・・
６０億からの取引で・・・積水ハウスが、なぜ、自社による本人確認を徹底的にしなかったのか・・・司法書士も、なぜ見破れなかたったのか、今でも不思議です。
今振り返ると・・・積水ハウス事件は、地面師たちのドラマほどではないですが・・・大胆でしたね〜！
まあ、この話を書き出すと長くなるので、本日は、地面師たち！ Netflixドラマを プロの不動産屋が見て思うこと！というテーマなので・・・ここらにしておきますが・・・・。
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不動産詐欺は、地面師詐欺だけではありません。
手付詐欺、二重譲渡詐欺、海外不動産詐欺、恋愛不動産詐欺（デート商法）、満室詐欺、等
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そんなわけで・・・本日は、ここまでとさせていただきます。
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2021年10月21日
詐欺にご用心！不動産 投資！ （No. 2536）
不動産 投資詐欺にご用心ということで、本日は少し過激な感じでスタートいたしますが・・・。
このブログの読者さんは、皆さんご存知の通だと思いますが・・・仕事柄、不動産の相談を受けることは多々ありまして、素人さんだけではなく、会社経営者や不動産業者さんから難しい案件なんかも相談をいただいたり・・・何だかんだ日々、相談屋みたいなことをしておりますが・・・。
その中に、不動産詐欺や、投資詐欺の相談も、ちょくちょく受けるわけです。
それだけではなく、私のところに、不動産詐欺話が持ち込まれてきたり、投資詐欺の話が持ち込まれてきたりもします。
もちろん、詐欺ではない不動産購入や投資の話の方が沢山持ち込まれてくるので、詐欺話は、多くの話の中の一部ではあるのですが・・・・。
（今宵の月は綺麗だな〜の画像w）
詐欺話にしても詐欺じゃない投資話にしても・・・・。
人の弱みや欲望につけ込んで、金、健康、人間関係を改善するための楽な道があると信じさせるのが手口なわけで・・・・逆にいうと、弱みと欲望がなければ、そんなに騙されることはないわけだ！
もうひとつ・・・、基本的には、騙されるほどに、失敗するほどに・・・そこから学べるものがあり人間は成長するので、だんだん騙されなくなるし失敗も少なくなる！
最近、あることに気付いたのですが・・・。
弊社は、年がら年中不動産を売ったり買ったりしているからなのか、不動産購入や売却、その他の投資について、めちゃくちゃ慎重で常に疑ってかかる癖がついているんですよね〜。
毎日のように、これ買いませんか？ これに投資しませんか？ もしくは、これを担保にお金を貸してくださいとか、一時的に立て替えてくださいとか・・・。
そんな話ばかりで・・・これまでも何件か騙されたり損をしたりしてきましたので慎重になるのは仕方ないのですが、この疑り深く石橋を叩いて渡る習慣は、良いことばかりではなく、大きなチャンスを逃してる場合もあるわけで・・・。
メインの不動産事業や、農業、福祉、宿泊事業、レンタル、美容、環境衛生雑貨等ブログの読者さんがご存知の事業の他に、いろいろな出資もしていますが、成功率が、良いのかと言われると・・・打率で表現すると、成功は３つに１つぐらいなので三割三分三厘というところでしょうか・・・。
打率三割あったら、ヒットかホームランなのかは別にして、トータルのプラスマイナスにしたら勝ちです！
まあ、皆さんから見て、どうなんでしょう？
出資、事業投資で三割を超えていうのは打率としては高い方だと思いますが・・・・。
でも、この勝率は、出資した事業が本当に良かったのかと言われると分かりません・・・！
何故なら、事業に出資した際に、思いの外うまくいかなかった際、資金を回収したいので、自分の人脈を使ったり、アドバイスしたりして・・・プラスに持って行こうとするからです。
性格上、お金を出しただけで、あとは知らん！ってのができないので・・・これは、このままだとまずいな〜と思ったら、あれこれ応援の手を出しちゃうんです！
もしも、そういう事をしなければ・・・もっと勝率は悪く、打率でいうと２割を下回るのではないかと思います。
結局、俺が＠＠＠して事業が回るようにしたんじゃん！ってことが多いです。
まあ、半人前の経営者に出資することが多いので、まあ、アドバイスや人脈を紹介するのは当たり前なのかもしれませんが・・・・。
本来は、私が出資して。事業自体は出資された側がやっていく約束なんですけど、いつも間にか私が支持していることが多いです。
そうはいっても、毎日ぐらい、いろんな話がある中で・・・、私が乗っかる話というのは、１００件に１件もないわけで・・・出資するのは、成功する可能性が高いとか、事業自体が面白いとか・・・何らかの理由がなければやりませんし・・・その後、私なりに調査をしたり裏どりをして嘘や騙しがないかを確認ないと前には進みません！
話の段階で断るのが９割、検討してみようとなるかが１割！
その中で事業計画書を作って持ってきてもらって、あとは何度も会って人を見て・・・最終的に出資しようって思うのは１割あるかないか・・・！
結局、そんな感じになってしまうわけで・・・それで、出資すると決めてスタートしても成功する確率は三割強！
ビジネスは本当に難しいです！
本題から少し外れたので修正しますが・・・・。
（夜遅くに電気が付いてて残業ご苦労様って思った画像w）
毎日のようにくる話の中で、詐欺的な話って、ちょいちょいあるんですよね〜！
不動産の方は、たまにブローカーさんが変なものを持ってきて、裏どりをしたら、話にならん！ってものがあったり、ブローカー自体が、適当でいい加減で、話を大きくしていて・・・詰めていったら全然話と違う的なものだったり・・・、これも、悪気はなくても、そのいい加減さが詐欺になる的なこともあったり・・・。
もしも、その話に乗っていたら、大損していたな〜という話が多々あります。
特に多いのは、開発でできないような土地を開発できると言って持ってきて・・・議員が絡んでいるとか、とある御仁の力で話がついているとか言ってくるんですが・・・こんなのは、裏どりをしたら一発でわかりますし・・・突き詰めたら議員自体が都市計画法を理解していなくて適当な事を言ってたというようなケースもあります。
まあ、こんなもんに騙されることはないので問題ないのですが・・・。
やばいのは、地面師と呼ばれる集団です。
この手の人たちは、まことしやかに、仕掛けてきますからね〜！
しかも、いい加減なブローカーたちと違って、最初から騙すつもりですので巧妙なんです。
中には、売り物ではない赤の他人の土地の、本物か偽物なのか売主とか売主の身内とか言って連れてきて合わせてくれたりしますからね〜！
まあ、こういうは巧妙ですけど限りなく黒なので、我々プロからみると、巧妙な中にちょいちょい違和感が出るので・・・そうそう引っかかることはないですけど・・・それでも仕込みや仕掛けが巧妙なだけではなく、その後ろに、もう一人役者がいまして・・・。
詐欺がバレた時に、こちらが突っ込むと、自分たちは知らなかったと、もう一人の役者のせいにして逃げますからね〜。
本来であれば警察に届けて詐欺でパクってもらいたいところなんですが、現実的には、警察もなかなか動いてくれないですし・・・詐欺師連中も、それをよく知っていまして、なかなか立件できないようにのらりくらりと逃げますので・・・こういう時は、もう、こいつら詐欺だって分かったら、ある程度は追い込んだ話はしますが、結果、相手にしていても時間の無駄なので最終的にはこっちが引いてますけどね。
そして・・・難しいのは・・・・
そういう話を最初に持ってくるのが、顔見知りのブローカーだということです。
その先に何人か人がいて・・・、結局、元のところまで突っ込んでみて・・・こいつら詐欺だな！と思った時に・・・どこまでが、その事実を知っていて動いているのか・・・。
例えば、私の知り合いのブローカーを問い詰めて知らなかったとします。
その先、その先・・・と問いただした時に・・・このへんから怪しいな〜というのは、何となく分かるのですが・・・その確証がないというか・・・。
ここまでは知っていたけど、ここからは知らなかったとか・・・、こうやって話をしてくれて弊社が買ったら報酬を払う約束になっていたとか・・・・。
それを詰めると、言った言わないの話になったり思い込みだったと言い出したりで・・・。
そういう輩が、ゴロゴロ出てくる中で・・・こちらも何が何だから分からなくなるわけです。
素人さんは、ここまで読んだところで、そういう怪しい話や、ブローカーの話は最初から相手にしないほうがいいと思うのでしょうが・・・。
こういう話の中にも、辿っていくと本当に良い話であったり・・・、やっているうちに嘘から出たまこと！みたいな事も時々ありますし・・・きっかけはブローカーたちだったが、我々プロが入ったことより、元々なかったような話がまともな話になって行くこともありますので・・・、最初から、また適当な話をしやがってと思いながらも・・・一応、調査したり役所に裏取りをしたりはします。
そうすることで、たま〜に、まともな取引に至ることもあります。
これが普通の商売なら採算が合わないでしょうけど、不動産というのは、１発がでかいので・・・確率は悪くても・・・利益が出てしまうのです。
いい加減な話なのか詐欺話なのか・・・そんな話がゴロゴロしているというのが不動産業界です！
さて、ここまで書いたところで・・・話の途中ですが・・・。
皆さん・・・不動産、建設部門のブログランキングが、２位になってしまっていますので、下記のバナーをクリックして、素人さんの為の不動産学校に投票していただけると嬉しいです。
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ありがとうございます・・・
ブログの続きです。
今度は、投資話の詐欺について話をしますが・・・。
まずは、何か事業をするので出資してほしいと言われて・・・その内容を聞いてお金を出して・・・結果、戻ってこなかった！
これは、出資、投資の領域であり・・・明らかに詐欺ではありません。
でも、次の場合は、どうでしょう。
出資した後に、事業計画以外にお金を使い損をしてしまった、もしくは、事業計画書の収益の数字を水増ししていた。
まあ、限度にもよりますが見立てが甘いのと資金を出させるために明らかに水増ししたのとでは違いますよね。
ただ、これも、詐欺での立件は難しく・・・つまり、投資話を精査、資金を出すときの、私の見立てが甘いということです。
詐欺というのは、相手を騙す意思があり、それを実行したかどうかが鍵になります。
不動産取引や投資話で騙されたと相談を受けることがありますが・・・ほとんどの案件は、際どいですけど詐欺の立件は難しいというケースが多いですし、騙された側も、かなり甘いところがある場合が大半です。
こういう中で仕事をしているからなのか、私は、最初から疑い、裏取りをする癖があるわけですが・・・こんな私も、何度か騙されたことはあります。
一番多いのは、架空の話に出資してしまうことですかね〜！
最近だと・・・仮想通貨でやられました！
私も、数年前に1000万円ほど仮想通貨に投資しましたが、今、どうなっているのかも分からず、なんの連絡もありません！
これは、友達から誘われて・・・その友達も、友達の友達も騙されていたわけですが・・・裏取りができない案件だっただけに・・・そのままズルッとなくなってしまいました。
同じように、別の仮想通貨でも５０万円を２本＝計100万円と・・・
ビットクラブとかいうマイニングのクラブにも300万円ほどやられました
これも友達系の誘いからだったのですが・・・、誘ってきた友達が少しでも返す！とか言ってきたのですが・・・、実際、その人も自分以上にやられていますし・・・お誘いいただいた際に、リスクの説明をしてくれていたので、これについては、すべて自分の判断でやったことなので、友人には全く責任がないと思っています。
ただ、その母体である組織には怒りを感じています。
あの時期、皆さん盛り上がっていましたが・・・仮想通貨軽詐欺‥ひどいですよねー！
まあ、でも、ここは私の専門外なので・・・分からんことは手を出すな！ってことですよね。
そんな中、先日、経営者仲間のAさんと飲んでいて・・・そのAさんも、多角経営をしていて相当いろんなところに出資もしているので・・・どちらが損をしているか自慢！みたいな話になりまして・・・。
お互いの損をした話や、詐欺にあった話を順番にしていったわけです。
まあ、Aさんの話の半分以上は、詐欺ではなく、ただ単にビジネスに投資、もしくは出資して損したという話だった。
私の話も、似たような話でして・・・・お互いに、ここが甘いとか、この部分で気付くべきだったとか話をしていたのですが・・・・。
その中の一つの話として・・・
A社長 『そういえば、俺、５千万円入れて、２ヶ月で１千万円戻ってきて・・・・４０００万円、損をした話があるんですけど・・・・。 』
私 『えっ？ まだあるのか〜www その話の流れだと、FXっぽいな！ 要するに５千万入れて、毎月数%を払うってやつじゃないの？』
A社長 『えっ？ なんで分かるの？ もしかして、近藤社長が元締めだったか？ そのスキーム組んだとか・・・！』
私 『アホか！ そんなわけないだろ〜！ 昔、俺もそれで引っかかったことがあるんだよ！ 俺の時は、１千万円１口で、毎月５％をくれるってやつで・・・。半年間、５％ずつもらってたから、これは美味しいと思って、もう２千万円追加して３０００万円にしたんだ・・・。 その３ヶ月後音信不通になって終わり！ 俺を誘ってきた奴も、同じように損をしたんだけど、そいつは、俺よりも３ヶ月早く初めてたから損失は、俺より若干少なかったというオチだ！』
A社長 『あはははははははw 近藤社長もやられたんですかwww 近藤社長にしては珍しいっすね〜w 』
私 『妙に嬉しそうだな〜・・・。 まあ、あの頃は、まだ若かったからな〜w 』
A社長 『まあ、１ヶ月で５％とか１０％とか、そんな上手い話があるわけないじゃないですかwww 』
私 『A社長が、そう言えるのは、引っかかったからだろ？ まあ、いいんじゃないw なんだかんだ騙された話と失敗話を楽しそうにしながら、こうやって酒が飲めるってのは、プラスマイナスしたらプラスになってるってことだからな！』
A社長 『そう考えると、騙された話シリーズ面白いですねw 実は、まだまだあるんですよw』
私 『よしっ！ 聞いてやるよw 俺も、もう少しだけネタ持ってるよ！』
A社長 『どんだけ騙されたり失敗したりしているんですか？』
私 『A社長・・・お前もなw』
A社長 『あはははははははw 』
そんなわけで・・・
その後も、A社長の騙された話、失敗した話をいっぱい聞いて・・・最後は・・・。
騙され、失敗して、それでまた騙されて失敗して・・・最近は騙されにくくなったし失敗の数も減った・・・こうやって経営者は成長していくんだな〜と・・・・。
ベロベロに酔っ払って帰ったのでした！
この手の話をツマミに楽しく酒が飲めるって面白いな〜と思ったのでしたw
じゃあ、次は、何を・・・。
(ムートン飲み比べ美味しかったな〜の画像w）
これまで、いろんな勉強をさせていただいたので・・・次は、金、健康、人間関係などで悩まなくてもいい生き方を目指すことで・・・悟りを開き、仙人のようになれるのではないかと・・・w
農業や福祉に目覚めて、日々精進していますが・・・まだ完全に欲は捨てられないな〜！と・・・それに、不動産をやっている以上・・・大金が動くところにいるわけですから・・・まだまだ騙されるかもしれないし失敗もするかもしれません。
でも、逆を言うと、まだまだ勉強させていただけるかもしれないってことなので・・・それはそれで面白いのかな〜って思います。
更に逆の逆を言うと・・・騙されたくないですけどねw
※最後に・・・誤解があるといけないので・・・。
騙される方が悪いとか不注意だとか書いているわけではなく、当たり前に、騙す奴が悪いんですけど・・・まあ、なんと言うか・・・、騙されないように気をつけてくださいってことです。
そんなわけで・・・詐欺にご用心！不動産 投資！と言うテーマで書かせていただきました。
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このブログの読者さんは、皆さんご存知の通だと思いますが・・・仕事柄、不動産の相談を受けることは多々ありまして、素人さんだけではなく、会社経営者や不動産業者さんから難しい案件なんかも相談をいただいたり・・・何だかんだ日々、相談屋みたいなことをしておりますが・・・。
その中に、不動産詐欺や、投資詐欺の相談も、ちょくちょく受けるわけです。
それだけではなく、私のところに、不動産詐欺話が持ち込まれてきたり、投資詐欺の話が持ち込まれてきたりもします。
もちろん、詐欺ではない不動産購入や投資の話の方が沢山持ち込まれてくるので、詐欺話は、多くの話の中の一部ではあるのですが・・・・。
（今宵の月は綺麗だな〜の画像w）
詐欺話にしても詐欺じゃない投資話にしても・・・・。
人の弱みや欲望につけ込んで、金、健康、人間関係を改善するための楽な道があると信じさせるのが手口なわけで・・・・逆にいうと、弱みと欲望がなければ、そんなに騙されることはないわけだ！
もうひとつ・・・、基本的には、騙されるほどに、失敗するほどに・・・そこから学べるものがあり人間は成長するので、だんだん騙されなくなるし失敗も少なくなる！
最近、あることに気付いたのですが・・・。
弊社は、年がら年中不動産を売ったり買ったりしているからなのか、不動産購入や売却、その他の投資について、めちゃくちゃ慎重で常に疑ってかかる癖がついているんですよね〜。
毎日のように、これ買いませんか？ これに投資しませんか？ もしくは、これを担保にお金を貸してくださいとか、一時的に立て替えてくださいとか・・・。
そんな話ばかりで・・・これまでも何件か騙されたり損をしたりしてきましたので慎重になるのは仕方ないのですが、この疑り深く石橋を叩いて渡る習慣は、良いことばかりではなく、大きなチャンスを逃してる場合もあるわけで・・・。
メインの不動産事業や、農業、福祉、宿泊事業、レンタル、美容、環境衛生雑貨等ブログの読者さんがご存知の事業の他に、いろいろな出資もしていますが、成功率が、良いのかと言われると・・・打率で表現すると、成功は３つに１つぐらいなので三割三分三厘というところでしょうか・・・。
打率三割あったら、ヒットかホームランなのかは別にして、トータルのプラスマイナスにしたら勝ちです！
まあ、皆さんから見て、どうなんでしょう？
出資、事業投資で三割を超えていうのは打率としては高い方だと思いますが・・・・。
でも、この勝率は、出資した事業が本当に良かったのかと言われると分かりません・・・！
何故なら、事業に出資した際に、思いの外うまくいかなかった際、資金を回収したいので、自分の人脈を使ったり、アドバイスしたりして・・・プラスに持って行こうとするからです。
性格上、お金を出しただけで、あとは知らん！ってのができないので・・・これは、このままだとまずいな〜と思ったら、あれこれ応援の手を出しちゃうんです！
もしも、そういう事をしなければ・・・もっと勝率は悪く、打率でいうと２割を下回るのではないかと思います。
結局、俺が＠＠＠して事業が回るようにしたんじゃん！ってことが多いです。
まあ、半人前の経営者に出資することが多いので、まあ、アドバイスや人脈を紹介するのは当たり前なのかもしれませんが・・・・。
本来は、私が出資して。事業自体は出資された側がやっていく約束なんですけど、いつも間にか私が支持していることが多いです。
そうはいっても、毎日ぐらい、いろんな話がある中で・・・、私が乗っかる話というのは、１００件に１件もないわけで・・・出資するのは、成功する可能性が高いとか、事業自体が面白いとか・・・何らかの理由がなければやりませんし・・・その後、私なりに調査をしたり裏どりをして嘘や騙しがないかを確認ないと前には進みません！
話の段階で断るのが９割、検討してみようとなるかが１割！
その中で事業計画書を作って持ってきてもらって、あとは何度も会って人を見て・・・最終的に出資しようって思うのは１割あるかないか・・・！
結局、そんな感じになってしまうわけで・・・それで、出資すると決めてスタートしても成功する確率は三割強！
ビジネスは本当に難しいです！
本題から少し外れたので修正しますが・・・・。
（夜遅くに電気が付いてて残業ご苦労様って思った画像w）
毎日のようにくる話の中で、詐欺的な話って、ちょいちょいあるんですよね〜！
不動産の方は、たまにブローカーさんが変なものを持ってきて、裏どりをしたら、話にならん！ってものがあったり、ブローカー自体が、適当でいい加減で、話を大きくしていて・・・詰めていったら全然話と違う的なものだったり・・・、これも、悪気はなくても、そのいい加減さが詐欺になる的なこともあったり・・・。
もしも、その話に乗っていたら、大損していたな〜という話が多々あります。
特に多いのは、開発でできないような土地を開発できると言って持ってきて・・・議員が絡んでいるとか、とある御仁の力で話がついているとか言ってくるんですが・・・こんなのは、裏どりをしたら一発でわかりますし・・・突き詰めたら議員自体が都市計画法を理解していなくて適当な事を言ってたというようなケースもあります。
まあ、こんなもんに騙されることはないので問題ないのですが・・・。
やばいのは、地面師と呼ばれる集団です。
この手の人たちは、まことしやかに、仕掛けてきますからね〜！
しかも、いい加減なブローカーたちと違って、最初から騙すつもりですので巧妙なんです。
中には、売り物ではない赤の他人の土地の、本物か偽物なのか売主とか売主の身内とか言って連れてきて合わせてくれたりしますからね〜！
まあ、こういうは巧妙ですけど限りなく黒なので、我々プロからみると、巧妙な中にちょいちょい違和感が出るので・・・そうそう引っかかることはないですけど・・・それでも仕込みや仕掛けが巧妙なだけではなく、その後ろに、もう一人役者がいまして・・・。
詐欺がバレた時に、こちらが突っ込むと、自分たちは知らなかったと、もう一人の役者のせいにして逃げますからね〜。
本来であれば警察に届けて詐欺でパクってもらいたいところなんですが、現実的には、警察もなかなか動いてくれないですし・・・詐欺師連中も、それをよく知っていまして、なかなか立件できないようにのらりくらりと逃げますので・・・こういう時は、もう、こいつら詐欺だって分かったら、ある程度は追い込んだ話はしますが、結果、相手にしていても時間の無駄なので最終的にはこっちが引いてますけどね。
そして・・・難しいのは・・・・
そういう話を最初に持ってくるのが、顔見知りのブローカーだということです。
その先に何人か人がいて・・・、結局、元のところまで突っ込んでみて・・・こいつら詐欺だな！と思った時に・・・どこまでが、その事実を知っていて動いているのか・・・。
例えば、私の知り合いのブローカーを問い詰めて知らなかったとします。
その先、その先・・・と問いただした時に・・・このへんから怪しいな〜というのは、何となく分かるのですが・・・その確証がないというか・・・。
ここまでは知っていたけど、ここからは知らなかったとか・・・、こうやって話をしてくれて弊社が買ったら報酬を払う約束になっていたとか・・・・。
それを詰めると、言った言わないの話になったり思い込みだったと言い出したりで・・・。
そういう輩が、ゴロゴロ出てくる中で・・・こちらも何が何だから分からなくなるわけです。
素人さんは、ここまで読んだところで、そういう怪しい話や、ブローカーの話は最初から相手にしないほうがいいと思うのでしょうが・・・。
こういう話の中にも、辿っていくと本当に良い話であったり・・・、やっているうちに嘘から出たまこと！みたいな事も時々ありますし・・・きっかけはブローカーたちだったが、我々プロが入ったことより、元々なかったような話がまともな話になって行くこともありますので・・・、最初から、また適当な話をしやがってと思いながらも・・・一応、調査したり役所に裏取りをしたりはします。
そうすることで、たま〜に、まともな取引に至ることもあります。
これが普通の商売なら採算が合わないでしょうけど、不動産というのは、１発がでかいので・・・確率は悪くても・・・利益が出てしまうのです。
いい加減な話なのか詐欺話なのか・・・そんな話がゴロゴロしているというのが不動産業界です！
さて、ここまで書いたところで・・・話の途中ですが・・・。
皆さん・・・不動産、建設部門のブログランキングが、２位になってしまっていますので、下記のバナーをクリックして、素人さんの為の不動産学校に投票していただけると嬉しいです。
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ありがとうございます・・・
ブログの続きです。
今度は、投資話の詐欺について話をしますが・・・。
まずは、何か事業をするので出資してほしいと言われて・・・その内容を聞いてお金を出して・・・結果、戻ってこなかった！
これは、出資、投資の領域であり・・・明らかに詐欺ではありません。
でも、次の場合は、どうでしょう。
出資した後に、事業計画以外にお金を使い損をしてしまった、もしくは、事業計画書の収益の数字を水増ししていた。
まあ、限度にもよりますが見立てが甘いのと資金を出させるために明らかに水増ししたのとでは違いますよね。
ただ、これも、詐欺での立件は難しく・・・つまり、投資話を精査、資金を出すときの、私の見立てが甘いということです。
詐欺というのは、相手を騙す意思があり、それを実行したかどうかが鍵になります。
不動産取引や投資話で騙されたと相談を受けることがありますが・・・ほとんどの案件は、際どいですけど詐欺の立件は難しいというケースが多いですし、騙された側も、かなり甘いところがある場合が大半です。
こういう中で仕事をしているからなのか、私は、最初から疑い、裏取りをする癖があるわけですが・・・こんな私も、何度か騙されたことはあります。
一番多いのは、架空の話に出資してしまうことですかね〜！
最近だと・・・仮想通貨でやられました！
私も、数年前に1000万円ほど仮想通貨に投資しましたが、今、どうなっているのかも分からず、なんの連絡もありません！
これは、友達から誘われて・・・その友達も、友達の友達も騙されていたわけですが・・・裏取りができない案件だっただけに・・・そのままズルッとなくなってしまいました。
同じように、別の仮想通貨でも５０万円を２本＝計100万円と・・・
ビットクラブとかいうマイニングのクラブにも300万円ほどやられました
これも友達系の誘いからだったのですが・・・、誘ってきた友達が少しでも返す！とか言ってきたのですが・・・、実際、その人も自分以上にやられていますし・・・お誘いいただいた際に、リスクの説明をしてくれていたので、これについては、すべて自分の判断でやったことなので、友人には全く責任がないと思っています。
ただ、その母体である組織には怒りを感じています。
あの時期、皆さん盛り上がっていましたが・・・仮想通貨軽詐欺‥ひどいですよねー！
まあ、でも、ここは私の専門外なので・・・分からんことは手を出すな！ってことですよね。
そんな中、先日、経営者仲間のAさんと飲んでいて・・・そのAさんも、多角経営をしていて相当いろんなところに出資もしているので・・・どちらが損をしているか自慢！みたいな話になりまして・・・。
お互いの損をした話や、詐欺にあった話を順番にしていったわけです。
まあ、Aさんの話の半分以上は、詐欺ではなく、ただ単にビジネスに投資、もしくは出資して損したという話だった。
私の話も、似たような話でして・・・・お互いに、ここが甘いとか、この部分で気付くべきだったとか話をしていたのですが・・・・。
その中の一つの話として・・・
A社長 『そういえば、俺、５千万円入れて、２ヶ月で１千万円戻ってきて・・・・４０００万円、損をした話があるんですけど・・・・。 』
私 『えっ？ まだあるのか〜www その話の流れだと、FXっぽいな！ 要するに５千万入れて、毎月数%を払うってやつじゃないの？』
A社長 『えっ？ なんで分かるの？ もしかして、近藤社長が元締めだったか？ そのスキーム組んだとか・・・！』
私 『アホか！ そんなわけないだろ〜！ 昔、俺もそれで引っかかったことがあるんだよ！ 俺の時は、１千万円１口で、毎月５％をくれるってやつで・・・。半年間、５％ずつもらってたから、これは美味しいと思って、もう２千万円追加して３０００万円にしたんだ・・・。 その３ヶ月後音信不通になって終わり！ 俺を誘ってきた奴も、同じように損をしたんだけど、そいつは、俺よりも３ヶ月早く初めてたから損失は、俺より若干少なかったというオチだ！』
A社長 『あはははははははw 近藤社長もやられたんですかwww 近藤社長にしては珍しいっすね〜w 』
私 『妙に嬉しそうだな〜・・・。 まあ、あの頃は、まだ若かったからな〜w 』
A社長 『まあ、１ヶ月で５％とか１０％とか、そんな上手い話があるわけないじゃないですかwww 』
私 『A社長が、そう言えるのは、引っかかったからだろ？ まあ、いいんじゃないw なんだかんだ騙された話と失敗話を楽しそうにしながら、こうやって酒が飲めるってのは、プラスマイナスしたらプラスになってるってことだからな！』
A社長 『そう考えると、騙された話シリーズ面白いですねw 実は、まだまだあるんですよw』
私 『よしっ！ 聞いてやるよw 俺も、もう少しだけネタ持ってるよ！』
A社長 『どんだけ騙されたり失敗したりしているんですか？』
私 『A社長・・・お前もなw』
A社長 『あはははははははw 』
そんなわけで・・・
その後も、A社長の騙された話、失敗した話をいっぱい聞いて・・・最後は・・・。
騙され、失敗して、それでまた騙されて失敗して・・・最近は騙されにくくなったし失敗の数も減った・・・こうやって経営者は成長していくんだな〜と・・・・。
ベロベロに酔っ払って帰ったのでした！
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(ムートン飲み比べ美味しかったな〜の画像w）
これまで、いろんな勉強をさせていただいたので・・・次は、金、健康、人間関係などで悩まなくてもいい生き方を目指すことで・・・悟りを開き、仙人のようになれるのではないかと・・・w
農業や福祉に目覚めて、日々精進していますが・・・まだ完全に欲は捨てられないな〜！と・・・それに、不動産をやっている以上・・・大金が動くところにいるわけですから・・・まだまだ騙されるかもしれないし失敗もするかもしれません。
でも、逆を言うと、まだまだ勉強させていただけるかもしれないってことなので・・・それはそれで面白いのかな〜って思います。
更に逆の逆を言うと・・・騙されたくないですけどねw
※最後に・・・誤解があるといけないので・・・。
騙される方が悪いとか不注意だとか書いているわけではなく、当たり前に、騙す奴が悪いんですけど・・・まあ、なんと言うか・・・、騙されないように気をつけてくださいってことです。
そんなわけで・・・詐欺にご用心！不動産 投資！と言うテーマで書かせていただきました。
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