素人さんの為の不動産学校:2025年03月

2025年03月

2025年03月31日

愛知に３０００坪の建設残土　受け入れ場がオープン（No.2610)

愛知県西部に３０００坪の残土ストックヤードが誕生！

皆さん、こんにちは。株式会社千代田不動産の近藤利一です。
今回は、私たちの新しい取り組みについてお話ししたいと思います。

この度、愛知県稲沢市平和町において、約３０００坪の土地を取得し、国土交通省公認の残土ストックヤード「トーヨーソイル」を開設する運びとなりました。

これまで当社は、愛知県津島市を拠点に、不動産業や宅地分譲、工業団地の開発、不動産仲介、建設・土木工事などを手掛けてきました。

弊社の本社、名古屋支店、美和営業所がある愛知県西部は、田んぼが多く存在し・・・開発をして造成工事をする際には大量の埋め立て残土が必要です。

弊社は、分譲住宅街や工業団地等を造る際には、埋め立てが必要となる現場が多いわけで・・・

今までは、埋め立てが必要な場合に、この地域の土建屋やダンプ屋に、良質な建設残土がないかを聞いて、なるべく、こちらのタイミングに合わせていただき、土を入れてもらっていました。

逆に、秋～冬になると・・・複数の、土建屋、ダンプ屋から・・・

『近藤社長！　○月ぐらいに２０００立米ぐらい建設残土が出るんだけど、どこか土を入れさせてもらえるところは、ないですか？』
というような話も・・・毎年、数多くあります。

自分なりに、寒い時期に多くの残土が出ることを知っているので、ある程度は造成工事の予定を調整してきました。
昨年も、９月に、約３００００立米の土を入れる場所を用意して、今年の１月まで残土の受け入れをしました。

それでも、かなり断りました。
まあ、冬場は、土木関係も忙しい時期ということもあり・・・

３００００立米の受け入れ場所を用意しても・・・まだ足りない状態だったということです。

そして、残土が出るのは、冬だけではないので、春や夏も、民間の工事現場からの土が出てきます。

昨年の冬場は、取引先の、土建屋やダンプ屋から、残土の受け入れをお願いされて、３００００立米の埋立地があっても、受ける確率は、半々ぐらいですかね～・・・・。

そんなわけで、昨年は、なんとかなりましたが・・・。今年の冬場に、受け入れができる保証はありません。

つまり・・・、現状は、現場がないと、土の受け入れができないという状況なのです。

愛知県西部に、大型のストックヤードがあったら・・・

ストックヤードに貯めることができるので、取引先の、土建屋やダンプ屋は、いつでも建設残土を捨てることができるわけです

そして・・・・。

よし！　国土交通省に相談して、このエリアで残土ストックヤードを作ろう！

今の状況にストックヤードがあれば、地域の土木業の環境改善に貢献できます。

大量の残土を適切に管理し、埋め立て工事を行ってきた経験を活かし、地域の土木業者の皆さんにとって役立つストックヤードを提供することに決めました。

以下の通りです。

適切な残土処分の重要性

近年、残土の不法投棄が社会問題となっています。
私自身、この問題には強い憤りを感じており、これまでも残土の適正処分に力を入れてきました。残土は、産業廃棄物ではありません。
しかし、適切な管理がされずに産業廃棄物と混ざることで、本来ならば再利用可能な土が「廃棄物」として扱われてしまうことがあります。
こうしたグレーゾーンを解消するために、国土交通省のガイドラインに基づいた管理を徹底し、未来の環境を守る仕組みを作る必要があります。

3000坪の敷地に最新設備を整備

今回開設する「トーヨーソイル」は、愛知県西部最大級のストックヤードとして、約4億円をかけて整備しました。敷地は高さ２m～３mのフラットパネルで囲まれ、散水設備を完備しているため、砂埃が周囲に飛散しないよう配慮しています。また、これまでの土木事業の経験を活かし、大型～小型の重機、大型・中型・小型ダンプ、資材置き場を複数保有し、スムーズなオペレーションを実現しています。

さて、ここまで書いたところで・・・話の途中ですが・・・。

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ありがとうございます・・・

ブログの続きです。

ワンストップサービスの実現

「トーヨーソイル」では、地域の土木業者、植木屋、エクステリア業者、解体業者の皆さんにとって便利なサービスを提供します。

残土の受け入れ

建設・土木工事で発生する残土を適切に受け入れ、管理します。

土木資材の販売

砂、造成土、砕石、リサイクル砕石などの建材を販売。

残土を処分した後、その場で必要な資材を購入し、現場へ戻ることが可能。

これにより、輸送コストと時間の節約ができる。

このように、残土の処分と建材の調達を一箇所で完結できるため、地域の土木業者の皆さんにとって大きなメリットがあります。

行政との調整と実現までの道のり

このストックヤードを開設するにあたり、土地の取得から、行政の環境課、産業廃棄物課との調整、国土交通省へのストックヤード登録など、多くの手続きを踏んできました。残土処理に関する法規制や環境への配慮を徹底しながら進めてきたため、時間と手間はかかりましたが、ようやく地域の皆さんに安心して利用していただける施設を完成させることができました。

本日オープン！すでに３月から予約も受付しておりました

「トーヨーソイル」は、本日　オープンしました。
すでに残土処分の予約や土木資材の購入予約も多数いただいており、地域の皆さんの期待の大きさを実感しています。

今後は、土木業者の皆さんがスムーズに残土処理を行いながら、必要な建材を手に入れることができるよう、さらなるサービス向上を目指していきます。

未来の環境のために

千代田不動産の土木事業部では、残土ストックヤードで引き取った建設残土の有効活用を進めています。
従来、宅地造成工事の埋め立てとして利用されることが多い建設発生残土ですが、弊社の場合は、グループ企業に農業部門もありますので、畑に適した土は、田んぼから畑への転換時の埋め立てにも活用できます

私は、不動産会社の経営者であると同時に、農事組合法人「愛知津島ファーム」の代表理事も務めています。
また、就労継続支援A型事業所「ちよだふぁーむ」では農業指導を行い、「愛ふぁーむプロジェクト」の生産リーダーもしており、これらの農業経験と、農業の専門知識を活かし、良質な畑土作りにも取り組んでいます。

この知見を生かし、建設発生残土を再利用して高品質な畑土を作り、家庭菜園やガーデニング、農業用に販売することも視野に入れています。
再利用することで、廃棄される土を減らし、持続可能な資源活用の推進にもつながります。

今後も、千代田不動産では不動産事業と農業の双方の視点から、地域社会に貢献できる取り組みを進めてまいります。

今回、愛知県の西部の残土処分をするために、国土交通省登録の３０００坪のストックヤードを用意して、残土の引き取りと土木建材の販売をスタートするわけですが・・・

３０００坪の敷地を、高さ２m～３mのフラットパネルで囲み、３０００坪全域に水を撒ける引きこ込みをして、散水車も配置しました。

近隣の皆様に、ご迷惑をおかけしないように運営していけるように場内整備をしました。

この地域の建設用残土の引き取りをして、環境改善をするために、近隣住民に迷惑をかけるようなことがあってはいけませんので・・・念には念を入れて整備したつもりです。

その上で・・・・
この地域の残土が、適正に処分されるように環境を整える！

まずは、この事業所を軌道にのせます。

そして、規模を拡大していく予定です。
点から線へ、線から面へ・・・愛知西部から愛知全域へ・・・愛知から中部、そして全国へ

ただ残土を処分するだけでなく、日本の土木業界全体の環境改善に貢献したいと考えています。
国土交通省のガイドラインに基づいた残土の適正処理を徹底し、グレーゾーンをなくすことで、次世代により良い環境を引き継ぐことが私たちの使命です。

そんなわけで、本日より、残土ストックヤード事業が動き出します。

愛知県の土木関係の皆さん、ぜひ「トーヨーソイル」をご活用ください！

土木工事についても・・・

残土の運搬、処分は、もちろん自社でできますし・・・重機やダンプも砕石や砂も自社の資材置き場に常時在庫がありますので・・・かなりお値打ちに工事もできます。

相見積もりでもいいので・・・土木工事～残土処分まで当社にお任せください。

お問い合わせやご予約については、お気軽にご連絡ください。

今後とも、千代田不動産をご贔屓に・・・よろしくお願いいたします！

株式会社　千代田不動産
代表取締役　近藤利一

ということで・・・・

読者の皆様・・・・本日のブログは、宣伝になってしまいましたが・・・。

次回は、不動産の話を書かせていただきます。

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