水耕栽培

2020年08月15日

農業は儲かる? 農業起業の壁と闇(No.2442)

今年は、コロナで、とんでもないことになっている上に、長梅雨、大雨の影響で野菜は高いし・・・昨年は、災害が多かったし・・・、なんか令和になってから、時代が変わりましたね〜!

さて、本日は、農業は儲かる?農業起業の壁と闇というテーマで書かせていただこうと思いますが・・・、どこから書きましょうかね〜・・・。


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農業は、儲かるのか???

令和2020年8月現在・・・、長梅雨、大雨の影響で、野菜が高騰・・・平均的に価格が上がっているが、一部の野菜は、平常時の5倍以上になってしまっているものもあります。

スーパーの野菜コーナーに行って価格をみるとよくわかる。

そして、知人、友人、その他、周りの人たちは私に、野菜が高い、@@野菜が、@百円もしたと愚痴をこぼしながら、『こういう時期は、野菜が高く売れるでしょう。』と、羨ましがる!

おっしゃる通り・・・、正直、こういう時期に出荷できる人たちは儲かる!

私が代表理事をしている農事組合法人 愛知津島ファームも、ここ最近は、注文も多くなり・・・、正直、このままの単価が続けばいいな〜なんてことを思ったりするが・・・普段は、維持しながら少しは利益が出るかな〜という感じです。

私の場合は、不動産業、その他、複数の仕事に関わっているので、ガッツリ農業ができる環境ではないので、ある程度は人任せになっているので人件費を考えると、儲かるビジネスなのかと聞かれると・・・、今の現状では、農業は儲かりますよ〜!とは言えません。

でも、もしも私が、耕作者の一員としてフルに農業をやれば、赤字になるっことはなく、多分、私一人ぐらいなら十分食べていける。

今年は、儲かるのかもしれないが・・・、普段は、そんなに利益が出る仕事ではない!


今度は、逆に、今回の長雨で被害にあった農家の話をしましょう。

先ほども述べたように、そんなに儲かる仕事でもなく、食べていくのが精一杯という農家が多い農業という仕事で・・・、被害を受けている農家は、どんな状況なんだろう。

元々、高い保険料を払っていて、今回、災害等で、保険がおりてくる農家は別として・・・、長雨の影響も大きく、不作により野菜を出荷できなかった農家はどうなんだろう?

はっきり言って、状況は最悪です。

今まで通り同じ作業をしてきて・・・大赤字・・・一生懸命育てた野菜が、廃棄されたようなもので、お金の問題も大きいが、精神的なダメージも大きい!

動物ほどではないのかもしれないが、一生懸命育ててきた植物が死んでしまうとか、捨てなくてはいけないというのは悲しい!


では、次に・・・、豊作だった年は、どうなんだろう???

野菜が余り価格は下がり・・・、出荷しても利益が出ない、買い取ってもらえず出荷すらできずに、作ったのに廃棄することもあるし、なんとかタダ同然で買ってもらえても、販売店で大量に廃棄されることもある。

こうなると農業は、赤字・・・。

但し、これは、市場に出した場合の話であり・・・、契約農家であり、一定量の決められた数を出荷し、決められた価格で売っていれば、かなり安定します。

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現在、愛知津島ファームでは、2000平米の水耕栽培のうち、半分ずつ水耕栽培の設備を新しいものに作り直しているので、1000平米で、サラダ菜を耕作しているわけだが、そのうちの半分ぐらいは、契約で出荷しています。
今の時期は、注文が増えているので、6〜7割を契約出荷しています。
契約分じゃないものは、その日によって価格が上下します。

新しいシステムが、完成したら・・・、サラダ菜の量を増やすのか・・・、今のまま半分の面積でサラダ菜を作り、もう半分の面積で別の野菜を作るか、契約先を探しながら検討中です。

当然、水のPHとECが、サラダ菜と同じぐらいの野菜を選ばなくてはいけませんが・・・、葉物であれば、ほとんどできます。

最近は、フリルレタスや、マイルドリーフ、サニーレタス、クレソン、ルッコラなどを実験的に作ってみましたが・・・、水耕栽培歴30年以上の経験者が作るからなのか、失敗なし・・・どれも、良い仕上がりです。

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農業は、儲かるのか???

それは、安定した売り先があることが重要で・・・、それを見つけるには、良質な野菜を安定供給できる作り手がいるかどうかで決まります。

あとは、ひたすら営業・・・、売り先は見つかります。

契約農家として安定して出荷することができれば、利益の大小は別にして、採算ペースには乗ります!

しかし・・・、契約なしで、常に市場に出していると・・・、安定しないので、なかなか採算ペースに乗せるのは難しいです。

契約農家として野菜を売らない場合、基本的には、なんだかんだ、JAを通す形になることが多いわけですが、かなり手数料が高いです。
あとは、JA経由の設備を発注すると、かなり価格が高くなるので、初期投資を回収するのが大変です。

農作物の伝票や、ビニールハウスや、設備、備品などの、JA経由と、そうでない場合の見積もりは手元にあり、出しちゃうと、皆さんビックリされると思いますので・・・、今回は、載せませんが・・・。

だた、JAは、農業を始める人たちの支援や指導もしてくレますし、農業に必要なもので、大口で注文しなくてはいけないようなものを、ストックしてくれて、小口で注文したりできますので、そういうことも込み込みで考えると、高いのか安いのかは個人の感覚だと思います。

さて、ここからは、闇的な話になりますが・・・。

さて、ここまで書いたところで・・・話の途中ですが・・・。

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ありがとうございます・・・

ブログの続きです。


農業って、担い手がいない、人手不足・・・一般的に、新規就農を希望する者が少なく、日本の農業の未来が、なんだかんだって・・・能書き言ってる人たちがいますが・・・。

半分は、本当のことですが・・・、半分は、嘘です!

まあ、一応、補助金や助成金はありますので、そこは、素直に、農業を始める人たちを支援してくれていると受け取れるのですが・・・。

農業をするために、個人、法人が、農地を取得しようとした際の要件が厳しすぎて、個人、法人が、農地を購入して農家になったり、農業をするのは、簡単ではないのです。

つまり、農業の従業員には簡単になれますが、農家、農業経営をすることは、ハードルが高いのです。

各市町村で決められた一定面積を購入すれば、農地が買えて農家になれるというのは・・・、それも半分嘘で・・・、それだけでは、農地を購入することはできません。
一定の面積を購入したとしても、農業経験があり、農業をするための機械や設備があり、尚且つ、市町村の農業委員会と農業委員さんたちの裁量次第なのです。


事実、私は、地元の津島で、不動産会社の代表をしているという理由だと思いますが・・・、農地を購入して農家になることはできませんでした。
購入予定の農地、農業経験、農機具を揃えても、不十分ということでした。

仕方がないので、別の市町村で土地を購入することにして、津島市に出した書類と同じものを提出しましたが、即OK・・・。

その後、農家になった私は、農家を数人集めて、津島市で農事組合法人を設立しましたが、それは、水耕栽培のハウスと、土地を賃借して農業をするということで、OKでした。

つまり、農家以外の事業者が、農業をしようとした場合、経験があろうが、設備を揃えようが、土地を購入して農家になることは難しいのです。

賃貸だと、かなりハードルが下がりますが・・・、正直、市町村の農業委員会は、新規で農業をしようとする者に対して、ウェルカムではないのです。


でも、農業経験がなくても、農機具を持っていなくても、相続での農地取得は、OK!笑

そして、農地が、現況雑種地になってしまっても、放置・・・OK!笑

ここに大きな問題があるわけです。

一定の面積なんて決めなくても、農業をやりたい人は、100坪でも、200坪でも買って、野菜を作って、売ったりしても良くないですか?

逆に、農地を農地以外に使用した場合の規制を厳しくすればいいのでは・・・?

もう少し、言わせていただくと・・・・・。

1000坪とか1500坪とか買って、農家にならなくても・・・、サラリーマンが、自分の家で食べるための野菜を作るのに、50坪、100坪の農地を購入できてもいいのでは???
そこを厳しく規制して農地を買えないようにしておいて・・・、担い手が少ないとか、食料自給率が少ないとか・・・ちゃんちゃら可笑しいです!


まあ、農地が自由に買えないのは、正当そうな理由の他に、利権というのか、闇的な部分もあるわけですが・・・・

実際の話・・・、私が、ちょくちょく農業のことをブログに書くだけで、農業をやってみたいという人や法人から、質問や相談があるわけで・・・野菜を作りたい人って結構いるんですよ!

私は、その人たちに、基本的に、農地は買えない! 買うなら大きな面積を買って、本格的な大規模な農業経営をしなくてはいけない! 賃貸で借りるならOK! 水耕栽培をやりたいなら習いにおいで! 米を作りたいなら、水利の説明をして、とりあえず見習い行くなら農家を紹介するよ! 野菜を作りたいならネットで勉強できるよ!などなど・・・、相談に乗ったりしているわけで・・・。

特に、最近は、無農薬野菜を作りたいという人が多くて・・・日本中の農地を誰でも買えるようにしたら、真面目に食料自給率は上がると思います。

全域市街化の都市に住んでいる人はともかく、調整区域や無指定に住んでいる人たちで、野菜作りをしたい人は、自分の家の近くの農地が買えて、自分の畑があったらめちゃいいですよね〜。

地主さんに気を使って賃借したりしなくても、自分の農地なら自分がやりたいように気兼ねなく野菜を作ることができます。

去年と今年・・・、私も、自分の畑で、そら豆、ナス、トマト、キュウリ、ネギ、ジャガイモ、サツマイモ、オクラ、枝豆、玉ねぎ、ゴーヤ、人参など・・・、無農薬、もしくは、低農薬で、いろんな野菜を作りました。

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有名産地の野菜のようには作れませんでしたが、形は悪いけど、それなりに美味しい野菜ができました。

枝豆だけは、2年連続で、全部、虫食いになり大失敗しましたが・・・あとは、だいたいできたかな〜w
マリンスポーツの回数が減ったことも、ちょっと失敗したな〜と思いましたが・・・!笑

あとは、収穫時期が集中するので、しばらくの間、毎日、同じものを食べなくてはならないのは、ちょっと辛いかな〜・・・。
今年は、例年の5倍ぐらい、水耕栽培で作った葉物を食べたし・・・、オクラと、インゲン豆は、毎日、大量に食べたので・・・、もしかしたら、日本で一番オクラとインゲン豆を食べた男(自称)かもしれませんw

でも、自分で作った野菜は、美味しいし・・・、中国並みに農薬を使ってある日本の野菜を食べる量が減ったことは良かったです。

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私にとっての農業・・・。

私は、農業を始めて、本当に良かったと思っています。

今は、まだ、元々水耕栽培をやっていた、師匠にご迷惑をおかけしながら、なんとかかんとかやっている感じですが、農業という分野のことが少しずつ分かってきて、経営者として、めちゃくちゃ勉強になったというか、私にとって、ものすごくプラスになりました。

不動産が楽な仕事とは言いませんが・・・、少なくとも、これまで、経費というものを気にしたことはありませんでした。

もちろん、経理部門は、そこをきっちりやってくれていますので、会社がということではなく・・・私自身がという意味ですが・・・。

でも、農業を始めてから、考え方が大きく変わりました。

種を蒔いて発芽させて、移し変えて、葉の色や、水や気温、育ち方を気にしながら育てて、収穫して、出荷して・・・一個、数十円・・・、ちょっと気を抜いたら、商品になりません。

今の私、今年から入ったスタッフたちだけでは、まだまだというか、絶対にできません。

師匠がいて、師匠の周りの人たちに助けられているから、なんとかやれているという状況です。

節約して無駄を省くこと、人間ではなく野菜や自然に合わせて働くこと、自分が農業という部門では全く無力なことを痛感し・・・、本当に勉強になりました。

そして、農業は、面白い! もっともっと深いところに入っていきたい!

そんな気持ちです。

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農業を始めたい人や、野菜を作りたい人は、大勢いるので・・・、利権で農地を帰省するのは、そろそろやめて・・・、昭和の農地解放とは違う意味ですが・・・、令和の農地解放(自由化)をしていただきたいものです。

それで、日本の農家が困るかって・・・、困りませんよ・・・輸入減らせばいいわけですから・・・。

食料自給率も野菜に関しては上がりますし・・・。


そんなわけで・・・本日は、農業は儲かる? 農業起業の壁と闇というテーマで書かせていただきました。

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toshikazy at 01:47|PermalinkComments(5) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック