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2015年04月27日

1943) これからのIT不動産業 デジタルとアナログ

不動産業というのは、人の大切な財産を扱う仕事という事で、お客様と膝を突き合わせて、相手の立場で考えてプロとして真剣に取り組む。

この姿勢は時代が変わり行こうとも変えてはいけない事だと思います。

特に地域密着の不動産業者が、この形を変えることは、業績悪化、倒産、廃業につながる事でもあり、多くの不動産業者は、この形のまま、その地域のお客様を大切にしてきました。

もちろん、私も、その中の一人です。



他業種は、どんどんIT化が進み・・・、また大手の不動産業者もIT化を進めてきた中で・・・、地域密着の不動産業者は、パソコンすら使えない方も多く・・・、未だ、ファックスのみで資料のやり取りをしているような不動産会社もある。

他業種に比べて、不動産業界のIT化が遅くなったのは、このアナログ体制に原因がある。


しかし、お客様の方は、どんどんIT化が進んでおり・・・特に、不動産を買う世代は、インターネットで物件を検索したり、相場や、不動産取引のルールや慣行まで把握しているわけです。

そして、不動産業者自体もIT化について行けずに、地域密着の不動産業者は、衰退している・・・又は、衰退していく傾向にある。

そういう私も、こうやってブログは書いているものの、IT化について行けてない一人であることは間違いない。

ありがたい事に、当社の場合は、分譲地の数も、仲介取引も、エリアと事業の拡大により成長してきたが、そろそろ本気でITに力を入れないと、小さな成長はできても大きな成長はできない。

現在当社の宣伝広告費は、8割が、1割がIT、その他1割・・・。

折り込みチラシや、新聞掲載で、数十万、数百万かかるのは、二つ返事でOKを出せるが、インターネットの広告掲載で同じ金額を提示されると、返事を躊躇してしまう事が多い。

先日、大口の宅地分譲88区画の、街開きイベントで、約1000万円の広告宣伝費を使い、二日間で500人以上の人が来場してくれた。

ITに使った費用は、特設サイトを作ったり、ホームページを更新したりで、30万円程度・・・つまり、3%しかITの費用をかけていないわけです。

その後、更に、約140万円分の広告宣伝費を紙媒体に使った。

現在、大口の宅地分譲の在庫は、3区画となり異例のスピードで売却ができたので、結果オーライではあるが・・・、ある大手住宅メーカーの企画広報の部長と話をしたところ、紙とインタネットにかける費用は、ほぼ同じくらいだということだった。

某大手不動産業者も、6:4でインターネットの費用の方が大きいということだ。

考えてみれば・・・・。

今の家を買う世代は、何でも、スマホやパソコンで調べる、ゲームや投資もスマホやパソコンでオンラインが当たり前、友人達とコミュニケーションもスマホやパソコン、買い物も、スマホ、パソコンを使い通販・・・、おまけに、ユーチューブやニコニコ動画で、商品を見たり、TV番組や音楽・映画・セミナーなどを見ているのです。

そんな世の中なのに、未だ紙媒体に広告宣伝費の大半を使っていてはいけません。

わかっているけど・・・、固定観念みたいなものが邪魔をして変えられない馬鹿な自分に対して、腹立たしさと悔しさがあります。

私も、それなりにトライはしてみました。

15年前から、一応、ホームページはありますし・・・、数年前からインターネット広告も出していますし・・・、フェイスブックのページもあります。

私の講演、会社のイメージ等は、YouTubeにもアップしてあります。

しかし・・・、いまいち上手く使いこなせていません。

唯一、このブログは、全国からの問い合わせ、相談、ご意見を、毎日多くの方からいただいておりますが・・・、個人の日記のようなもので、事業に直結しているわけではありません。

でも、多くの方と知り合い、多くの仕事はさせていただきましたし・・・、このブログのおかげで、講演や著書の執筆依頼等もあり・・・私個人としては、成長をする事ができたと思います。

そんなわけで、今回、ITを積極的に進めていくために、ホームページをリニューアルさせていただきました。

まだ、完成度70%ぐらいなんですけど・・・とりあえずは・・・こんな感じです。

パソコンで開くと・・・。

13


こちらをクリックすると見れますよ  千代田不動産ホームページ

スマホで開くと・・・。

image


まあ、とりあえず・・・というくらいの完成度なので、これから、どんどん作り上げていきますが・・・・。

デザイン性は、気に入っているのですが、もう少し見やすく使いやすくしなくてはいけませんし、大切な事は、もっと見たくなる、来店したくなるホームページに仕上げなくてはいけません。

そのためには、プロが作ったというだけではなく、弊社の社員たちのホームページに対する意識改革が必要です


お客様の立場で考えて、不動産のプロとして適切なアドバイスをするという事は、しっかりと教育しているつもりですが、物件の登録についても、物件の写真を撮るにしてに、お客様の立場で分かりやすく、見やすく感じていただけるように考えなくてはいけません。

ホームページが完成したら、次は、ユーザーが思わず千代田不動産の公式ページに飛びたくなる、ポータルサイトコンテンツの作成をしたいと考えています。

現在、このブログでは、多くの皆様から不動産の相談や仕事の依頼があります。

月額300円程度のライブドアブログに毎日、4000人の読者が来てくれますし、私、近藤利一宛に、毎日のコメントとメッセージを合わせると10件以上の相談や、ご意見などをいただきます。

そして、弊社は・・・・。

地域でお客様第一主義で頑張っているからなのか、弊社の方には、地域の方々から多くの依頼や相談があります。

弊社だけではなく、地域密着の不動産業者は、地域の方々ために誠心誠意頑張っている方が多いです。

しかし・・・、中小企業の地域密着営業は10年後には、確実に今よりも衰退し大手不動産会社のマーケットになって行くと思います。


今以上に、IT化が進んだ時に、消費者の選択は、IT化の質においても量においても、信用力においても、ユーザーは確実に中小業者から大手の不動産会社へ移っていくと思います。

土日の新聞やチラシで不動産を探す時代ではなく、スマホやパソコンで検索して不動産を探す時代ですから、資金力がある大手が有利であることは誰もがわかることです。

これに対して、中小は、不動産の有料の紹介、登録サイトなどを使い、又、フランチャイズに加盟することで、生き残ろうとしているが・・・、有料サイト、フランチャイズにかかる費用が高額なために、苦しい戦いを強いられているが・・・、少子高齢化、人口減少で、今後、不動産取引が少なくなる状況でこういった有料紹介登録サイトやフランチャイズにかかる費用が安くなる気配はない。

そうは思いながらも、大手に対抗するには、現状、有料のサイトや、フランチャイズに加盟するなどしなければ、もっと苦しい戦いをしなくてはいけなくなるわけだが・・・。

実は、有料サイトに物件登録をしたり、顧客紹介を受けたりすれば、棚ぼた式で仕事に直結するわけではない。

これからの時代は、すべてをリンクさせて、ユーザーが最終的に自社のホームページに来てくれなくてはいけないし、自社のホームページに来た以上、そこで止まって、電話、メール、来店といった、ユーザーがコンタクトを取ってもらえるように努めなければいけない。

そして、そこからは、従来の、お客様の立場で考えてプロとしてのアドバイスをしたり・・・、大手ではできないような繊細なお客様目線の親切丁寧な仕事をすることができる。


以前、書かせていただきましたが、デジタルを使いこなすアナログ不動産業者ってことです。

つまり、アナログ営業の得意な我々中小が生き残るには、ユーザーにアナログのフィールドに来てもらわなくてはいけないわけで・・・、我々経営者はIT化をしていかなくてはいけないし、フロント営業の社員はもちろんのこと、バックオフィスの社員も、IT業務プロセスを構築しなくてはいけない。

中小がIT化をしていくためには、ITに対しての抜本的改革と中小不動産業者全体のIT技術の底上げが必要なのです。

その底上げができた時に、低料金で、情報を共有したり、物件登録、顧客紹介等ができる、日本一のサイトを作ることができるでしょうし、大手と五分で渡り合えるのではないでしょうか?

実は、最近・・・こんなことを考えておりまして・・・・。

まずは、自社のIT業務プロセスを構築しようと・・・、第一歩目として、その基盤になるホームページをリニューアルしてみました。


そんなわけで、本日は、これからのIT不動産業 デジタルとアナログというテーマで書かせていただきました。

今週も始まりました・・・・・頑張りましょう

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平日4000人、土日は2500人ぐらいになってしまうんですが・・・、週末、私のブログは弱いんですよね〜・・・・。

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toshikazy at 01:30│Comments(6)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 千代田不動産  | 近藤利一 不動産コンサルタント

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この記事へのコメント

1. Posted by 千代田不動産ファン   2015年04月27日 05:05
この先不動産産業の最大の変化点があるとすれば
価格破壊ではないでしょうか?

法律では仲介などの手数料は
上限を決めてるだけで下限は決めていない。

他の産業と同じように誰かがやりだすと
取引手数料の価格競争が起こる可能性も
あると思います。

私の個人の意見として
不動産の取引手数料の価格競争が
必ずしも消費者のメリットになるとは思いません。

不動産は金額が大きく一度の失敗でも
人生に影響を与える事が多い。

未熟な会社が安さだけで
紛れ込む事も考えられます。

不動産産業の価格破壊が起こる可能性は
短期的には低いと思いますが
危機管理をしっかりしないと
生き残れない時代かもしれませんね。
2. Posted by Y/S   2015年04月27日 08:57
近ちゃんおはようさん。
俺はパソコンもスマホも使えん。
このブログを読むのも娘に教えてもらった。
インターネットマークをクリックして、素人さんの為と打ち込んで、検索をクリックすると、近ちゃんのブログが出てくる。
何か言いたい時は、わざわざ分かりにくく英語で書いてあるcommentをクリックして打ち込む。
40年以上地域密着でやってきたが、今も電話とファックスのみパソコンを使う不動産業にはついていってない。
契約書は娘に金を払って作ってもらう。

我々世代の地方の不動産屋は死んだか看板あげてるだけの者ばかり。
あと何年生きるか分からんのに今更何百万もかけてITに力を入れる気にはならん。
葬式代貯めなあかんしな(笑)

不動産業も厳しくなったとは思っていたが客が減ったのではなく大手に集中しとるだけなのかもしれんな。

3. Posted by 中小不動産会社を狙っている   2015年04月27日 15:50
不動産業者の8割以上が従業員5人以下、売上1億以下の中小企業とも呼べない個人企業です。
千代田さんのところは年商数十億、従業員数10名以上の中堅不動産業者です。
近藤社長はブログ内で自分の事を不動産屋だと言いますが、傍から見たら不動産屋ではなく不動産会社の社長です。
不動産屋は、あんなに大きな団地を造る等はいたしません笑

大手と比べてブログをお書きになられたようですが、中堅と個人企業の不動産業者では、また少し違います。
恥ずかしい話ですが、個人経営の不動産業者は数百万の広告宣伝費は払えず、数十万円の広告宣伝費ですら身を削る思いで支払っています。

ホームページを拝見しましたが、これまたお金がかかった素晴らしいホームページです。
因みに当社は、インターネットに詳しい友達に3万円で作ってもらった手作りのものです。
中小でも月と鼈ぐらい差がある事をご理解ください。

その上で申し上げますが、悪質なIT企業が中小不動産業者を狙っています。
登録料8万円の不動産登録サイト、売却希望客を紹介して万単位の紹介料を請求する悪質登録サイトがあります。
特に一件の売却物件の売主を複数の不動産業者に紹介している悪質な売却サイトがあります。
本当に売却をする場合は払うのは吝かではないですが売却の意思がなく査定を知りたいだけのユーザーを紹介し紹介料を取る悪質サイトが許せません。
近藤社長は中小不動産業者の弱みに付け込み多額の請求をする悪徳サイト運営会社をどう思いますか?
4. Posted by 藤の花   2015年04月27日 17:01
インターネットで査定だけさせる、挙動不審なことが多々あります、売り物件を事前にパクリながら、時価まで出させている業者がいるようです、社員は仕事を後回しにして,まじめに郵パック(340円)で郵送し、コピー代、手間賃,紙代を使って、仕事に結びつくことは0です、インターネットで害はあっても益なし、本当に物件探しをしている人は、店頭にきます、
その時が、不動産屋として、買主との真剣勝負です、
お客様第一主義、その人の立場になって真剣に取り組んでいます。情報も使い方でしょう、、、、
5. Posted by 隠れ近藤教信者   2015年04月27日 17:09
大手の規模に匹敵する連合体を結成してはいかがでしょう。
近藤さんだったら有名ブロガー不動産会社社長というネームバリューがあるので比較的集まりやすいんじゃないかな〜。
連合体を作る時は手脚となって働きますのでお声がけください。
それまでは自分も自力でIT化を進めて行きます。
6. Posted by コンドウ   2015年04月27日 17:56
千代田不動産ファンさん、売買も賃貸のように、手数料競争が始まるかもしれませんね。
すでに、やっている業者もありますが、今のところ大して被害は受けておりません。
まあ、こちら方面だと農協さんが手数料2%とかやってますけど、まあ、それはそれでいいんじゃないかな〜と思います。


YSさん、未だに、パソコンをワープロとおっしゃるぐらいなので・・・w
インタネットを見るのはパソコン、契約書を作るのはワープロ・・・同じ物を二種類の呼び方をされるのが、とても面白くて、私は、その言い方気に入ってます。
仕事に関しても、その場良ければの仕事ではなく、地元だからこそできるお客様目線の取引ができるYSさんは、素晴らしい不動産業者だと思います。
まあ、わかんない事は、今まで通り、何でも聞いてくださいw


中小不動産会社を狙っているさん、私も、その会社の事は良く思っていません。
媒介契約成約時にお金を取るなら話は分かりますが、売る気もないような方の査定をさせていて、金を取るのは、まともなやり方とは思えません。
しかし、それを使わないという選択も権利もあるわけですから、使わなければいいと思うのですが・・・。



藤の花さん、私も、お客様第一主義の真剣勝負が好きです。
しかし、年々来店も、チラシの効果も減ってきています。
インターネットから来たお客様の成約率は、来店よりも低いですが、インタネットの方にも、不動産屋のプロとしての仕事をご理解いただき、良い取引をしたいと思っています。
今まで通りのアナログを続けるためにも、IT化を進めていきたいと思います。



信者さん、ご無沙汰です。
連合体ですか・・・w
そんな力はありません。。。
まずは、レインズやアットホーム等の、優良なサイトを使いながら、私も自力で頑張ります。

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