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2013年09月01日

1647) 不動産の裏側(素人には見えない部分)

不動産取引の取引をしていると、その取引の裏側に、いろいろなものが見えることがある。

購入に関しては、マイホームは結婚するための購入、家族との快適な暮らしをするための購入、法人であれば社屋や工場用地の購入等、投資家であれば、資産を増やすための購入等、不動産との幸せ的な関わりが多い。

売却に関しても、子供の結婚資金や家を建て替えるための売却、沢山ありすぎる土地を整理する等、幸せへと繋がっている売却もあるが、借金返済や、身内や他人の連帯保証人になり売却をしなくてはいけない場合や、離婚による売却、相続税を払う為の売却など、売りたくはないのに、仕方なく売らなくてはいけなくなる売却や、不幸な売却もあり、これまでの清算等や、売却後の人生が不に転換してしまう人もいる。

__


我々不動産業者は、いろんな場面に立ち会うわけで、それは、そこらに転がっている二流小説本や、大根役者の猿芝居よりも現実的で、私の脳裏、心に、突き刺さってくるものがある。

それは、人の幸せばかりではなく、不幸が見えてしまうこともあり、何ともやりきれない気持ちになったりするわけだが・・・・・。



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不動産取引の裏側は、人生の様々な・・・・・これ以上の前振りはウザいので、とりあえず前に進みます。

先日、買取をした某駅前のビルの件は、建物所有者が法人、土地所有者が個人となっていた。

建物所有者の債務(借金)の物上保証人に土地所有者(個人)がなっているわけだが・・・、個人というのは、建物所有者の法人の社長の奥様と、子供が生まれたばかりの娘さんと、新婚の息子さんであり、つまりは、三人が、お父さんの会社の保証をしている形になっていた。

そして、その土地建物は、一番抵当である銀行から競売の申し立てがされた。

その土地建物の売買契約を交わし、当社が売買予約の仮登記をした。

簡単に説明をすると、競売の入札が行われる前に、当社が所有者と話をして、不動産を購入することになったというわけだ。売主は、社長と、その家族! 

私としては、当社が買える金額・・・・目いっぱいの価格で買ったつもりだが・・・、所有者と、その家族が、これまで所有してきたビルを、借金の返済ができずに売る事には変わらないわけで・・・・空気が重い。

事業をやっていた本人からだけではなく、その家族の印鑑を頂かなくてはいけないわけで・・・・・。

自分としては、最初のこちらの希望金額に、200万上乗せして、更に、保証金の清算分もチャラにし限界にトライした金額で怪異取りをしたのだが、だからといって、この事実が変わるわけでもなく・・・・この家族たちに、どう思われているのかな〜・・・・なんて事を思い・・・。

この時、私は悪い事をしているわけではないのに、申し訳なく、息苦しくなった・・・・・。

そして、その息苦しさを、ちょっとでも和らげるために、印紙税分を私が負担した・・・・僅かだが、精一杯の中の目いっぱいの金額に、更に、ポケットマネーで印紙税を負担した。

債務者(売主)の、物上保証をしていた奥様と、生まれたばかりの子供を抱えた娘さんと、新婚の息子さんが、この先、どうなっていくのか・・・・少しでも、幸せに暮らしてほしい・・・心からそう思った。


そして・・・・別件で・・・・、不動産取引において持つことになった債権なんだが、債務者からの返済の関係で、私以外からの差し押さえを防御するために・・・・私は、差し押さえ前に、売買契約を締結し、売買予約の仮登記をして、それとは別に、不動産を売っても足りない分の借金に対して、債務者の家族に、連帯保証人になってもらった。

でも・・・・、正直、私は、主債務者が、残りの債務を返済できるとは思えないので・・・・おそらく数ヵ月後、連帯保証人である家族が払わなくてはいけなくなる可能性が高い気がする。

複雑な案件なので説明は省略するが・・・・・。

この件では、不動産の売主以外の家族にまで債務を背負わせた形になったわけだが・・・・、これを今、やっておかないと・・・・、今度は、こちらが被害を被ることになり、大損をすることになる。

つまりは、ここれやらなければ・・・・・今度は、こっちがやられる・・・・。

債務者に頼まれて、この連帯保証契約の説明と説得を誰がしたか・・・・・私です。

債務者の家族が、書類に名前を書き、押印する瞬間・・・・、こちらへの被害がなくなるのと同時に、債務者の家族は大きな借金を背負うことになる。

債務者の家族には、そのまた家族がいるわけで、結局は、間接的にではあるが、小さな子供や、年寄りまで影響を受けることになる可能性が高いわけで・・・・、なんともやりきれない気持ちになった。

この連帯保証の契約の際に、債務者の家族である連帯保証人の一人は、幼児を連れて来ていた。

その子は、この状況・・・、お母さんは、何に印鑑を押すのか、分かるわけもなく・・・・、無邪気な笑顔でお母さんの携帯を触って遊んでいました。

私は、連帯保証の契約の直前に、債務者に言った・・・・『〇〇さん、ここまでになる前に、引き返すことはできなかったのですか? 私は、この買取をやめてもいいですよ。』

債務者 『いえいえ、近藤さんには、ご迷惑をかけられないですし・・・・、逆に近藤さんに買っていただけなかったら、私は、破産することになりますから・・・・困ります。』

 『家族を保証人にするくらいなら、私は、貴方が破産したほうがいいと思いますけどね・・・・・何度も言いますが、今からでも、不動産の売買契約を取り消しましょうか?  連帯保証の契約をしたら、もう引き返せませんよ!』

私は、この物件が欲しいし、連帯保証人の印鑑も欲しいわけだが・・・・、心のどこかで、この契約をぶち壊してほしという気持ちもあり、自分の罪を償うかのように・・・・・、いや、自分の罪を作りたくないと言ったほうが近いのかもしれないが・・・・、とにかく、契約をやめることができるということを念押しした。

債務者 『このまま進めてください!  近藤さんには感謝しています。』

 『わかりました・・・・。 すみません。』

私が、すみませんという必要は全くないのに、すみませんという言葉が出た。

その後、家族は・・・・・連帯保証の契約書にサインをして実印を押した。

仕事とはいえ辛い・・・・辛すぎた・・・・・・。

こういう時に何を考えるのか・・・・・、この物件が商品化された時には、喜んで買ってくれる人がいる。という事と、私以外が買主だったら、もっと、この人たちの傷は大きかったはずだ。

この場の、やりきれない気持ちを、少しでも楽にするための、気休めでしかないわけだが・・・・、販売の時のことを先行して考えたり、他の不動産業者が介入した場合のことを考えたりしないと、この場にいられなくなる。


最近、求人の面接をしていて思う事は・・・・・。

不動産業者って、意外と楽に金儲けできるとか、人の幸せのお手伝いだけって思われているんだな〜と・・・再認識させられました。

確かに、この業界の営業マンは、年収1000万円以上稼ぐ人はゴロゴロいるし、不動産の購入というのは、人の幸せに繋がっていくアイテムを提供しているわけだから、人の幸せのお手伝い!ができることも多いわけだが・・・・。

そんなに甘いものではなく・・・・・、時に、人の醜い部分を見ることもあるし、自分の心が削がれたような気持ちいなることもある。

不動産という仕事は、人の幸せの手伝いでもあるが、不幸の手伝いをしなくてはいけない時もあり・・・・、その不幸の手伝いの中でできることは、少しでも不幸の度合いが少なくなるように調整することぐらいだ。
 


人の幸せの手伝いも、不幸の手伝いも、プロとしての知識と知恵、それに加えて、強靭な心がないと、こちらが精神的にやられてしまう。

心が折れそうになったとき、どうすればよいのか??? 

ほとんどの人は、機械的に物事を考えるようになるのだが、私は、逆だと思う。 

その人の為に、そして自分の為に・・・・・人は人なのだから、正面から向き合い、自分の最大限の知識と知恵を使い、誠心誠意頑張ることです。

ということで・・・今日は、不動産の裏側の事を、少しだけ書かせていただきました。

本日は、冒頭に、ブログランキングの応援クリックの事は書いたので、これで失礼します。





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toshikazy at 11:38│Comments(11)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 不動産売却 | 不動産学校

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この記事へのコメント

1. Posted by Mr.Fanble   2013年09月01日 19:32
今度はかけるかな?
2. Posted by Mr.Fanble   2013年09月01日 19:34
あれ?
コンドウさん、設定弄りました?
昼頃コメントしようとして、弾かれたんですけど。
3. Posted by ハナハナ   2013年09月01日 23:50
僕もコメントしたはずなのに?

今日のBlogは哀愁が漂っていていいよってコメントしました。
我々Dr.も心が痛いときは少なからずあるよ。
近ちゃん頑張れ👊
4. Posted by Y/S   2013年09月02日 08:53
おはよう。
わしは近ちゃんのように難しい取引は出来ん代わりに売主が可哀想になるような取引は少ない。
あんたの経験は小説が書けそうだ。
半沢直樹を見ていると近ちゃんの顔が浮かぶ。
半沢直樹が不動産屋にしたら近ちゃんの若い頃そのまんまだ。
もう少し武闘派でガラ悪かったけどな。
そのうち近藤利一というドラマができるかもしれんな(笑)
5. Posted by E   2013年09月02日 08:55
おはようございます〜
今日はコメント入るかな?
前回は何度書いてもエラーが出て
慣れないスマホでコメントしました
今日は出来ますように
6. Posted by 通りすがり   2013年09月02日 09:04
過去に津島市の土地の謄本をあげたら近藤社長の個人名で代物弁済の仮登記がされていたことがあり、恐ろしい不動産屋だと思った事がありました。

このブログの読者になり近藤社長の人柄が分かってからは代物弁済ですらお客様の幸せのために設定してあるような気がします。
当然保険的な要素とされているのでしょうが案外実行したことがないのではないかと想像しています(笑)
7. Posted by FF   2013年09月02日 14:35
辛い仕事をされましたね。
債務者の無念さが伝わりました、無邪気に携帯で遊んでいる子供さんのことを思うと、現実を理解できないだけに胸が痛みますね、地に倒れたものは、地に手をついて起き上がると言いますが、債務者の方が再起されることを祈っています。
8. Posted by cmyk   2013年09月02日 17:28
幸福も不幸もありません。すべては当事者の各々の心が作り出した幻影です。この世は移り変わるのが常です。幸せも不幸せも永遠には続きません。

コンドウ社長は業を積み、因果な商売だとお考えかも知れませんが、何が善因で何が悪因になるかは私たちひとには思議できないのではないでしょうか。
9. Posted by SAKAI   2013年09月02日 19:10
近藤社長様
このたびは私の地味ーぃなブログにコメントを寄せていただきありがとうございます。足元にも及びませんが、同じ業態で日々喜怒哀楽を経験しているところはきっと共通していると思います。が、一社員では思っても書けないことをズバッと書かれていて胸がすく思いです。こちらこそ勉強させていただいています。今回の投稿と直接関係ないコメントで失礼いたしました。またお邪魔させてください。
10. Posted by コンドウ(素人さんの為の不動産学校)   2013年09月03日 02:42
FANBLEさん、他の方からも、コメントできなかったというメールをいただきました。
設定は触っていませんが、何かのバグかもしれませんね。
そろそろライブドアも潮時かな〜・・・・。


ハナハナくん、ありがとう。
まあ、人の生死に関わっている君たちとは比べ物にならないかもしれないが・・・・、それなりに人の人生に関わるし、見たくない物が見える事もある。
お互い、いろんな思いがあるのだろうが、職務を邁進しよう。
そして、たまには、息抜きしようw


YSさん、10倍返しですかw
ガラが悪くてすみません。
不動産は、一般的な話ではないので、ドラマ化は難しいでしょうね〜。
もしも、そういうことがあれば、YSさんは、偏屈爺の役で出演ですね(笑)


Eさん、コメントが入らなくてご迷惑をおかけして申し訳ございません。
以前にも、こういうことがありましたが・・・度々重なるようでしたら、ブログのお引越しを考えなくてはいけないですね。


通りすがりさん、代物弁済ですか・・・・。
皆さんは、代物弁済を誤解しているかもしれませんが、基本的に売却した不動産の代金は、返済分を差し引いて債務者に返すんですよ。
それに、私が代弁を付けた事は数えるほどですし、行使するところまで至るケースは、限りなく0に近いです。
ただ、保全はしないといけないですからね〜。


11. Posted by コンドウ(素人さんの為の不動産学校)   2013年09月03日 02:48
FFさん、売却については、けっこう辛い仕事をしなくてはいけない時が多々あります。
私としても、債務者と、その家族の幸せを心から願っています。


CMYKさん、確かに、この先の事はわかりませんし、幸せか不幸かは本人次第ですよね。
でも、この仕事をしていて、いつも、幸せも不幸も紙一重なんだな〜って思います。
いつもコメントありがとうございます。


SAKAIさん、いえいえこちらこそ、大変勉強になりました。
これからも、ちょくちょく遊びに行かせていただきます。
ありがとうございました。

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