2016年06月

2016年06月12日

2076) 人口減少と不動産の価格

読者の皆さんは、これから先の不動産価格は、どうなると思いますか?

5年後、10年後、20年後、どう変化していくかを考えてみてください。

未来のことについては、私の個人的な主観だと言われてしまえば、それまでなのだが・・・。

前にも書かせていただきましたが・・・、私は、不動産の価格は大きく下がると予想しています。 



すでに、不動産価格の下落は始まっており、大都市の中心部か、特別な付加価値がある地域を除いて、横ばいか、下落傾向にある事は確かです。

皆さんの中には、都心部の高層マンションや、人気エリアの取引事例等を耳にして、まだまだ土地は上がるなんてことを思っている方もいるようですが・・・。

私は・・・、現在、値上がりをしている地域の、ほとんどで、5年〜10年以内に地価が下がり始めると予想しています。


余談ですが・・・、そういえば・・・先日、東京の一等地の中古マンションを購入した中国人が、めっちゃ自慢してきたので、私の値下げ論を話したところ・・・、めっちゃお叱りを頂いてしまいました。
値上がり目的の購入ではないはずなんですが・・・、それに、『あなたは日本だけを、私は世界を見ている!』と言われてしまったわけですが・・・・私は、『日本を見てから自国と世界を見たほうがいいんじゃないですか?』と言いましたが、意味が分かってない感じでした。

そして、同じく、東京の一等地に新築マンションを購入した、某プロスポーツ選手も、さりげなく報告をしてきたので、値下げ論を話したところ・・・・マイホームだから値段は気にしていないと言いながらも、引退時期を延長すると柔軟体操をしながら言い訳していたので、爆笑してしまいましたw

まあ、余談はこれくらいにしておきますが・・・・・、あくまでも、私の主観ですので、お気に障る方がいたらすみません。

そうは言っても、今日の話は、不動産の売買や投資をしている人には大きく関係する問題ですが、マイホーム取得という事に関しては、その時の家族の状況というものがあるので、価格の変動に影響されることなく、自分たち家族の生活を中心に考えればいいと思います。

素人さんが、相場を気にすると、家族にとってのベストなタイミングで買えなくなりますので、マイホーム購入をお考えの方は、今日の話は、あまり気にしないでください。


さて、本題に戻りますが・・・・。

今のところ、大都市圏のマンションは、新築中古共に好調な売れ行きを見せています。

これは、人口増加と高度成長によるドーナツ化現象の反対・・・、つまり、都市集中化現象が起きているのです。

人口の偏りによる、値下がり地域と値上がり地域の、二極化ともいえます。 


東京を中心に、名古屋、大阪は、もちろんのこと、札幌、仙台、金沢、福岡、その他の都道府県の中心部や利便性の良い場所に人気が集中し地価は高騰、逆に、中心部から離れている場所は人気がなく地価は下落しています。

名古屋では、名古屋駅周辺、栄、錦、丸の内、その周辺の土地が高騰・・・、あとは、横ばいか、下落し、下落地域は年々、中心部に向けて少しずつ進行しているかのように思われます。

人口が減少し続ける限り、この二極化の差が大きくなり続けると考えている専門家もいるようです。

昭和の時代、家庭を持ったら日産サニーと、マイホーム・・・みたいな風潮があり、猫も杓子も土地付きの家を求めた時代がありましたが、現代の人々は、土地付きの家よりも、生活の快適性と利便性を求める人が多くなり、人口減少が追い風となり、中心部のマンションに人気が集中しています。

さて、この現象は、いつまで続くのでしょう?

将来人口が、今の3分の2になっても、今の価格以上になるのでしょうか???

人口が減るほどに、都会の土地に人気が集中して、価格がどんどん上がり続けるのでしょうか???

確かに、人気のエリアに高層マンションが建つと、即完状態です。

現在は、大都市の人気エリアの地価の高騰と、建設費が高いことで、新築マンションの価格が上がり、それにつられて、中古マンションの価格も上がっています。

人口が、1億2千万人、1億人、9000万人、8000万人と減ったときに、いくら利便性が良いからといっても、田舎と都会の二極化はするにしても、中心部の土地が上がり続けるなんてことはありえないと思うのです。

東京も大阪も、そして、この名古屋も、どんな利便性の良い場所であろうが、必ず地価がさがる時は訪れます。

需要が高まり中心部の人気エリアの土地が高騰すれば、賃料も上がりますし、建物も高層階のものが増えます・・・、しかし、収益物件の利回りは低下し、その後に訪れるものは、空室率が上昇し賃料が下がり、地価も当然に下がります。

そう考えると、すでに先が見えますよね〜。

現在、田舎の土地が下がりだして、都会の土地だけが上がって、人気エリアの期待利回りなんかは4%以下になっているわけで、これは、レッドシグナル直前の非常に危険なイエローシグナルだと言えるのではないでしょうか。

2015-11-21-14-49-15
(昨年のグランプリの時の画像ですw)

現在の人気エリアが値下がりした場合

それまで、地価上昇、建設費の高騰、マンションデベロッパーの利益で、高騰してきただけに・・・・、人気エリアのマンションの価値は下がります。

特に建設費の上昇については、数年前の1,5倍〜2倍に跳ね上がったわけで・・・・、これは、労務費と資材価格の上昇が主な原因で、その背景には、震災の影響と、技能労働者の不足、円安による輸入資材等の価格上昇、建設工事の受注増加などが挙げられます。

先ほども述べたように、永久に新築マンションの需要が増え続けるわけがないですし・・・、労働者、技術者の不足についても何らかの手立てを考えるはずですし、為替も、どこまでも円安が進むこともないわけで、必ず止まるとき、下がるときは来るわけです。

そんな中、人口減少は、確実に訪れるわけで、これまでに書いたことを総合的に考えると、都会といえども、地価、マンションの値上がりは止まり、早い段階で下落の転じ、その際の下落の幅は、今まで大きく上昇した分、下落幅も大きいと考えています。

郊外の戸建てについては・・・・。

都心部のマンションやオフィスビルと違い、木造、鉄骨を材料とした戸建住宅も、郊外の地価の下落が大きい分、価格が下がると予想していますが・・・。(すでに売れ行きが悪くなって、家余りが深刻化している地域が増えてきました。)

建設費については、上昇トレンドではあるものの、土地の価格が、横ばいか下落傾向にあるので、建築費用+土地取得費の、相殺により、合計費用は、マンションのように上昇していない。

郊外の戸建ては、地価の高騰の影響をうけていない事と、構造的にも木造、鉄骨が多く、建設費が急激に高騰したRC造が少ないので、上昇率も少ない分・・・・、将来の下落は避けられないにせよ、都会のマンションほどの下落はないと予想しています。

とはいっても・・・・、不動産というもの自体、所詮は、需要と供給で価格が決まるわけですから、人口が減るということは・・・、需要も減るわけで・・・・。

近い将来、移民を受け入れでもしない限り、不動産は下落するということです。

もちろん、冒頭に書いた通り、個人的な主観でございますが・・・・。



しかし、移民を受け入れれば、すべてがうまくいくというわけではありません。

移民の数にもよりますが・・・・、多くの移民を受け入れた場合、不動産の下落は避けられると思います。

需要が増えれば、供給が増えるということですので、現在の空室問題も解決するでしょう。


現在、日本が必要としているのは、高度な外国人の受け入れなのです。

しかし、高度外国人の受け入れだけでは、やっていけないというか、今の状況と大差ないわけで、当然に労働者外国人も含めて多くの外国人を受け入れなくては、現在の状況を大きく変えることはできません。

だからといって、多くの移民を受け入れると同時に、多くの問題が発生します。

不動産という事だけではなく・・・・、今後の日本という観点で今の現状をみていると、何にしても移民を受け入れなければいけないのでしょうけど・・・・、そこは、政府も、いろんな角度から考えて、慎重に事を進めてほしいものです。 

本日は、人口減少と不動産の価格というテーマで書かせていただきましたので、ここまでとさせていただきますが・・・・、何にしても、都会が高騰、田舎は下落という二極化の後に来る、不動産価格はどうなると思いますか?

そして、最後の移民問題・・・、仮に、多くの移民が入ってきたら、不動産市場はどうなると思いますか?

その話は、また何かの機会に書かせていただきます。

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2016年06月10日

2075)不動産ネオニートへの道!

読者の皆様、こんにちは・・・。

う〜ん・・・・・。

前回のブログで、大人になった子供や、兄弟を食わせている家庭が増えたという話を書かせていただきましたが、これが、良い意味でも悪い意味でも大反響でして、コメントは5〜6件ですが、メッセージメールが多数来まして・・・数件はお返事をさせていただいたのですが、大半の方には、まだお返事ができておりません・・・・すみません・・・。

そんな中で、九州の方から相続対策の相談があったのですが・・・、基本的な方向性は示させていただきましたが、さすがに九州まで行ってのコンサルはできませんのでお断りをさせていただきました。

こちらで、調べる事もできますが・・・やはり、コンサルする以上、その不動産の前に立ち、地域性、需要と供給について徹底的に解明し、その上で対策を練らなければいけませんので、愛知から九州まで行って相続コンサルをして、ちゃんとした相続対策をするのは難しいです。

でも、費用がかかってもいいとか、是非!という言葉をいただき、めちゃくちゃ嬉しかったです。
申し訳ございません&感謝申し上げます。


そして、厳しいご意見としては・・・・。 

ゞ發了箸なは自由であり、他人にとやかく言われる筋合いはない!というような、一言で分かる話を、長文でダラダラといただきました。

全くその通り・・・、金の使い方は自由です・・・返す言葉もございませんwww

ただ・・・そういうご家庭が増えたという事と、それが本当に本人のためになっているのか?ということを・・・・・、まあいいや・・・めんどくさい・・・ということで、返す言葉もございませんので、返信はしません。

息子さんを取り巻く社会環境が悪い・・・働きたくなるような世の中じゃない・・・親が悪い、社会が悪い、国が悪い、自分は悪くないというような内容の長文もいただきました。

私よりも、かなり高いレベルの国語力をお持ちの方だと思いましたので、その能力を、仕事に向ければいいのにな〜・・・とりあえず、私へのメッセージ文より、履歴書書こうよw・・・って思いましたw
以上、本文を返信とさせていただきます。


さて・・・、ちょっぴり辛口な大人の回答は、これくらいにしておきまして・・・・。

2015-07-14-19-31-53
(ちよっぺん ニート風)

変わった考え方の人も若干おりましたが、今回、メッセージをいただいた方の大半は、まともな考え方でしてございまして・・・。

大きく分けると2種類・・・・・、(ダメだと分かっていても、子供だから身内だから助けてしまう・・・、) (今回、為になるブログでした。深刻な社会問題です。(共感)・・・)ということでした。


で・・・・一つ気付いた事があるのですが・・・。

今回メッセージをくださった方が養っている、ニートさんたちは、40代〜50代が、やたら多かったのです。


私は、ゆとり世代が多いのかと思っていたのですが・・・私の同世代が多かったのです。(ショック!)

そして・・・パターンとしては、親にすがって生きてきて、親が死んだら兄弟にすがる・・・。

親が死んで改心するのではなく、親が死んだらニートの兄弟まで相続しちゃってるというケースが多いのです。

これでは、親が頑張って養ってきた事・・・死んだ事ですら・・・全てが無駄!

私が、これまで、不動産業、コンサル業を通して見てきたのは、資産がある方の、息子や兄弟がニートであったり、小遣いをせびる半人前ちゃん・・・。

本当に深刻なのは、財産が少ないのに、ニートや半人前の面倒を見ている人たちなのです。

親兄弟の年金までも毟り取ろうとする奴こそ、真性の高齢ニートなのです。

つまり、前回のブログに書いた、相談者Aさんは、息子や、兄弟の将来を案じて深刻に悩んでいるとは思いますが・・・、所詮、Aさんは上場企業の偉い様の資産家・・・、私が、相続後の相続人たちの収入源を作ることができるわけですが、資産家じゃない方が、子や兄弟にあれこれ毟り取られたら自分の生活まで支障をきたしてしまうわけで、本当に深刻な問題です。

子供ならともかく、兄弟を養っている場合は、最悪自分は我慢できても、配偶者は我慢できないと思うんですよね〜。

自分の嫁の兄弟、自分の旦那の兄弟の生活費を出して、自分の家庭が貧乏していたら、めちゃくちゃムカつきますし、下手をしたら、離婚問題に発展しますよね〜・・・・。

そんな、高齢ニートが増えている中で・・・日本の国の法律は・・・・。

民法第877条 直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。


何が言いたいか、わかりますか???

民法に基づき、ニートが、家庭裁判所に扶養請求調停を申立てたとして、調停が不調に終わると、扶養請求審判となり、収入に応じて、兄弟姉妹ニートに扶養料を払えと命令されるわけです。

そんなもん、払わずに放っておけばいいと思うかもしれませんが、その場合、確率は低いと思いますが、財産や給料を差し押さえられる可能性もあるということです。

日本の法律、恐ろしくないですか・・・・。

う〜ん・・・・、でも、まあ、私は弁護士じゃないので・・・、実際に、こんな事で強制執行された判例があるのかどうかは知りませんし・・・、民法以前の、日本国憲法で、労働の義務をうたっているので、ニートは憲法違反になるわけですから、裁判所が、どういう判断をするのか分かりません。

しかし、何らか法改正をする必要があるように思いますが・・・。

労働力が足りてないのに、ニートが増え続ける国・・・。

年金問題やらなんやら・・、ただでさえ、これからの日本に不安を感じているのに、ニートが増え続ける今・・・更に不安が増えました。

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ブログの続きです・・・・。

そういえば、昨日・・・・、親、兄弟に寄生するニート問題について、私の知人から、意見をいただきました・・・・、彼から『社長の周りの人って、ネオニートが多いじゃないですか・・・。』と言われたのですが・・・・・。

確かに、考えてみると・・・・・私の周りって、意外とニートが多いのです。 


親や兄弟の給料や年金を毟り取るような人はいませんが・・・・、定職にはついていませんが、それなりに収入がある・・・・ニートというよりは、ネオニートに近い人たちが意外と多くいます。

ニートは・・・、定職に就いておらず、安定した収入がない状態の人たちを総称して呼ぶわけだが・・・、ネオニートとは・・・、 一般的なニートと同じで就職はしてないが、不動産収入や、株、FX、先物等の各種投資、運用やインターネットビジネス等での多額な収入源がある自営的なお金持ちのニート!

ニートの定義から考えると・・・・非労働力人口中で、専業主婦、家事手伝い、学生等を含まない、求職活動を行っていない者ということのようだが・・・。

よくよく考えてみると・・・・・、ベンチャービジネスに出資して、現在、何十社からの収入があり、かなりの額を稼いでいるY氏も・・・・、親から相続したボロアパート数棟から現在は、キャッシュフロー年間一億以上になった、オッサンT氏も・・・、インターネットビジネスで羽振りが良いSくんも・・・・、セレブなネオニートです。

ニートの中にも、勝ち組負け組があるわけです。 

前回と今回のブログで取り上げたのは、親や兄弟の金で生きている人たちの話を書いたわけで・・・・、要するに、ニートは、ニートでも、ネオニートになっていただければ良いわけです。

前回のブログの相談者Aさんの、息子、娘、妹さんに、ネオニートになっていただければ良いわけで・・・。

相談者Aさんが、生きているうちに、現在の不動産を売却して・・・、法人を作り・・・不動産の収益物件を購入して、相談者Aの残された家族に不動産投資の仕組みを教える・・・。

一度、相談者Aに寄生している家族を集めて、Aさんが死んだあと、このまま行くと、数年で金を使い果たして、ニートでいられなくなるということを説明し・・・、永久に金が入ってくるシステムを構築する・・・・、その代わり、めちゃくちゃ楽なことを、ほんのちょっとだけ、やらなければいけない!という事を面白可笑しく説明し興味を持つように声をかけてみようと思います。

不動産収益は、直接的労働ではなく不労所得に限りなく近い・・・、担保するものがあるので、ちょっとだけ興味を持てば更に収入が増える・・・・・・、ある程度、好きなことをやりながら生きていける!というような感じで話そうと思います。

相談者Aさんと私だけで進めていくよりも、家族の方々も含めて話をしてみよと考えたのです。

名付けて・・・・、家族そろってネオニート計画!  

相談者Aの寄生家族を見ていると、要するに、人に使われる労働や、めんどくさい事が嫌なわけで、募集と管理をしてくれる不動産屋を付けて賃貸収入が入ってくるようにして、システムを構築すれば、そんなに手間暇もかかりませんし、オーナーだけに、人から無下に扱われることもないだろうし・・・、それが一番良いのかもしれません。

あわよくばの話ですが・・・・、その人たちの中で、不動産に興味を持つ人が現れれば儲けもので、その場合、私がコンサルに入り、収益物件を増やす動きに変えていきます。

近々、相談者Aさんに会いますので、家族そろってネオニート計画!を提案してみようと思っています。 

余命1年と宣告を受けたAさんも、少しは喜んでくれるような気がします。

まあ、Aさんに寄生している子供と妹を説得するのは大変でしょうけど・・・膝を突き合わせて真剣に話してみるつもりです。

そんなわけで、本日は、不動産ネオニートへの道というテーマで書かせていただきました。


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2016年06月07日

2074) 相続後・・ 不労の親子兄弟問題 

読者の皆様のご兄弟の中に、親や兄弟から援助を受けないと生活ができないという方はいますか??? 

未成年の子供・・・、年老いた親・・・・、面倒をみるのは当たり前なんですけど・・・・。

そうではなく、働かない、親、兄弟、成人した子供の面倒を見ている、人が、増えているのです。


これまで、このブログで、何度か少子高齢化の人口減少による、地域の過疎化等について、不動産業者目線の意見を書いてきました。

これをまったく別に考えるか、関連性づけるのかにもよりますが・・・、何にしても、大きな社会問題であると私は考えています。

まあ、昔から、出戻りの姉妹を面倒見ているとか、身体障碍者の兄弟の面倒を見ているとか、そんな話は、ちょくちょくありますが・・・最近は、それ以外にも、ニートの面倒まで兄弟が見ているというケースが多くなりました。

要するに、親が死んだあとや、親が働けなくなった後・・・、兄弟姉妹の面倒を見ているケースが増えたということです。

中には、病気の親・・・、ニートの息子を食わせながら・・・・、出戻りの妹と、その子供3人の面倒を見ているなんて人もいます。

まあ、法的には、兄弟の面倒をみなくてはいけないので、当たり前だろうと言われればそれまでなんですが・・・。

私から、言わせていただくと・・・、身体障碍者や、その他特別な事情があれば別ですが・・・、本来、助け合うのが兄弟姉妹であり・・・、足を引っ張るのは兄弟姉妹じゃなだろう!って・・・思うわけです。

私の周りを見ても、そういうご家庭が増えた気がします。 


最悪な、ケースとしては・・・・。

・ずっと結婚しない兄弟姉妹が、働かない、職についてもすぐやめてしまうので兄弟が面倒を見ている!
・結婚して子供もいるのに、働かない、職についてもすぐにやめてしまうので兄弟が面倒をみてる!

基本的に、この2パターンが多いのですが・・・。

昭和の終戦直後で物がない働くところがないならともかく、働けるのに能書きとプライドなけ一人前で働かない人が増えたわけで・・・、つまり、生物として当たり前の食べ物を取って食べて生きるとか・・・、人間として当たり前の人に迷惑をかけずに生きるという気持ちがない、もしくは極めて少ないのだと思います。

相続後の兄弟問題という表現は、とても分かり難いかもしれませんが・・・、現代社会において大きな問題になりつつある問題・・・すでに、問題になっていると言っても過言ではありません。

2015-08-01-11-55-52


今回私が、何故、ブログに相続後の兄弟問題というテーマでブログを書こうと思ったのか・・・、それは、私のところに相続相談をしてきた相談者Aが、あまりにも可哀想だと思ったからです。

私は、弁護士目線でもなく、税理士目線でもなく、不動産コンサルの目線で考えて、最善の相続相談を受け、これから解決をしようと考えています。


遡ること5〜6年前、Aさん(58歳)から相続の相談を受けました。 

大手企業の総務をしている関係で、自分でインターネットや、会社の顧問税理士の意見を聞き、自分なりに相続対策をしようとしていたのですが、このブログを読んで、私に会ってみたいということで相談に来ました。

当時は、『法的な話なら弁護士、税務上の話なら税理士・・・相続後の資産を家族のためにどう活かすかなら私・・・、何を最優先に考えるかで、相談する相手を決めてくだい!』と相談者Aに言いました。

当時、相談者Aは、大手企業で働きながら、奥様と二人で、病気の親の面倒を見ながら、若くして結婚して子供を2人産んで帰ってきた娘と、大学を卒業して半年で仕事を辞めて働かない息子の面倒を見ていました。

そして、実は、このAさんには、未婚の妹55歳がいまして・・・、この未婚の妹の生活費も、毎月数万円ずつ・・・、盆正月には、10万円ずつ渡しているようです。
未婚の妹は、週に2〜3回、田舎のスナックで働いているらしく、収入は10万円ほどしかないということです。

相談者Aは、相続対策として、自分が死んだ後も、息子や娘たちと、妹が食うに困らない相続対策をしたいという事でした。


私としては、相続税だけで考えずに、子供たちの将来を考えるのであれば、今の資産を全部売り払い名古屋市内の中心部に土地を買い新築のマンションと店舗併用のビルを建てることを勧めました。

しかし、相談者Aは、自分で、私の案と、税理士の案の比較票を作ってきて迷いに迷っていました。

相談者A 『今の現状から将来をで考えると、近藤社長の案・・・・、相続税だけの事を考えると税理士の案なんですよね〜・・・・。』

 『まあ、私のところに票まで作って持ってくる事自体、あまり気分が良くないので、税理士案でいいんじゃないですか? 子供さんたちも若いので、息子さん定職について、娘さんも再婚するか、子供が大きくなって自活できれば、税理士案のほうがいいかもしれませんよ。 私は、あなたの不安材料を聞いて解決策としての提案をしただけで、相続時の損得勘定だけしてるわけではないので・・・・。』

相談者Aは、結局、迷いに迷いながらも、自分もまだ五十代だからということで相続対策をしませんでした。

それが、昨年、癌宣告をうけまして、余命1年と言われたらしく・・・・私のところに、再び相談に来たのです。

当時の状況とは、家族構成が少し変わっていました。


親は他界され・・・・、娘は、新しい人と結婚しましたが、結局また戻ってきて、子供が一人増えていました。

息子は、何度か就職をしましたが、会社の愚痴を言って辞めるばかりで長続きせず・・・今はニート!

当時55歳の妹は、彼氏はいるようだが、今も毎月、数万円の小遣いを渡しているとのことでした。

つまり・・・相談者Aが、これだけの人を食わせていると言っても過言ではない状況なのです。

まあ、大手企業のサラリーマンだったので、年収1000万円以上あった以前ならともかく、今は、定年退職をしているので、自分の定年後に雇用された子会社の収入と、奥様のパート代の収入しかなく、貯金を切り崩して、家族を養っているとのことでした。

相談者Aは、ガン宣告を受けるまでの経緯、今の家族の状況をゆっくりと話し、余命1年の話をしながら、今後の生き方について話をしました。

相談者A 『あの時に、社長が言うように、こっちの不動産を売って、毎月金が入る収益物件に買い替えておいたほうが良かったんですかね〜???』

 『そうですね〜・・・。 どちらが良かったのでしょう??? 失礼ですが、Aさんが亡くなった後に、金が入ってくるということは親としては安心かもしれませんが・・・、それが、本当に本人たちの為になるかと考えると・・・、息子さんは、職を転々とし・・・・娘さんは、子育てをしながら、男を作り別れてを繰り返す。 子供が大きくなっても真剣に働くことはないでしょうね。  妹も同じでしょう。 生きるための収入を得られるようにしておいてやるか、生きるために働ける人間にするのか・・・。 俺は、他人事だからかもしれませんが、自分の力で生きることを教えてやったほうがいいと思いますけどね。』

相談者A 『それは、御尤もな意見なんだが、金がないと言われれば、助けてきたので、今更、変わらないだろうな。 社長の言う通り、ずっとあのままなんだと思う。 そう考えると、安定収入を作っておいてやったほうが良かったな〜と、今になって思うわ・・・・。  俺の葬式代と、不動産を残してやれば、なんとか生きていくだろう。』

 『まあ、しばらくはいいでしょうけど・・・。 金で持ってると、すぐになくなりますよ。  今からでも相続対策しませんか?  その代わり、以前とは、シミュレーションが変わりますよ。 まずは、このあたりの売却単価が安くなっています、逆に、名古屋の中心部の物件は高くなり、利回りはめちゃ悪いです。 借金も、今の状況だと・・・金融機関が、どう出てくるか分かりません。  そして、いちばん肝心な事は、あなたが、余命を最大限伸ばすことです。』

相談者A 『不動産を売却して、新しい物件を買うまでに時間がかかるだろうからな〜・・・、半年で、何とかならんですか???   それと、余命か・・・・、余命を伸ばすか・・・・。 どうやって余命を伸ばすんだ??? そんなもんは、人間の寿命だから分からんだろう。 』

 『まず不動産の件は、早く売ろうとすれば、めちゃ安くなる・・・・。 まあ、うちが全部買い取ってもいいんですけど・・・・。 でも、まあ、1円でも高く売りたいでしょうから、2カ月仲介査定額で出してみて売れなければ当社で買い取る。 売却開始と同時に物件を探す。  同時に金融機関に借り入れの相談にもいかなくてはいけません。  そして、余命の話ですが、人間の命なので保証はできません。 でも、私の知人の関係で、その道のプロフェッショナルのドクターを紹介しますので、そこでも診察を受けてみてください。』

相談者A 『不動産の話は、なるべく高く売ってくれるという形で社長に任せる・・・・。 医者の件は、今、****で診てもらっているんだが、もっと良い病院があるのか???』

 『分かりません。 きちんとした病名と、病院名、ドクターの名前を教えてください・・・。 あとは、私の知人に相談して調べてもらい、今よりも良い病院やドクターが見つかれば、ご紹介をさせていただきます。 治療の方針は、意識がある状態での延命治療をしていただくようにしていただく・・・・。まあ、そこは、私は医者ではないので、診察していただき、あとは主治医と相談でしょうけどw』

相談者A 『社長は、不動産だけではなく、医者まで紹介してくれるのか???』

 『いえいえ・・・。 まだ、紹介できるかどうか分かりません。 知り合いのドクターが、何人かいますので・・・・、そこらへんから、情報を取りますよ。  町医者から、教授、博士も知り合いがいますし、名古屋だけではなく、東京にも知り合いがいますので、とにかく、調べますので時間をください。 私のクライアントや、遊び仲間や、セレブドックの関係なので、けっこう親身になってくれると思います。』

そんなわけで・・・今回は、不動産だけではなく、医者を探すという事もすることになったわけですが・・・。

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結局、相談者Aは、死んだ後の子供たちの兄弟問題と、自分の妹の兄弟問題を・・・・、ダメ息子娘のまま&ダメ妹のまま生活をさせるという道を選んだのです。 

しかし、この問題は・・・・、おそらく、固定収入のある不動産を、相続させるという事では終わらないのです。

このAさんが亡くなった場合・・・。

相続人は、奥さん、子供二人・・・・。

妹に相続権はなし・・・・。

まあ、私なりに、奥様への相続は極限まで減らし二次相続で相続税がかからないようにすることは勿論の事・・・息子、娘に、安定した収入があるような形を作りますが・・・・。

結局は、Aさんが死んだ後も・・・、奥さんが、妹に金を渡す・・・・。

息子、娘は、安定収入ができるので、今まで通りの生活になるが、更に堕落した生活になる。

奥さんと、妹は、そのうち亡くなるが・・・・、今度は、娘と息子のどちらかが、収入が減り・・・、また兄弟間で迷惑をかける・・・・、更に、息子が結婚して子供ができたり・・・、娘の子供が育ってくると、新たな問題が発生したり・・・・、問題は、更に大きくなるわけです。

苦労をせず育ち、誰にも頼らず自力で働くことを知らない奴らなので・・・・Aさんの子供たちの子供も、そんな奴に育つと思うのです、例え、たまたま、そのうちの一人がまともな人間になったとしても、その兄弟は、まともなやつにぶら下がって生きる・・・・。

結局、兄弟問題は、解決することなく、ずっと続いていく可能性が高いということです。

まだ書きたいことは多々あるのですが、長くなりましたので、これくらいにしておきますが・・・・。

老いた親や体の悪い身内を助けるのは、家族として当たり前の事だと思いますが・・・、最近は、五体満足で健康である成人した、子供や兄弟の面倒を見ている人が多くなったという話でした。 

この問題は、どんどん大きく膨らんできているような気がして・・・、つまり、税金、年金、保険に大きく関係してくるわけで・・・・、日本の国民すべてが、働かざる者食うべからず!という事を、今一度、深く真剣に考えてみる必要があるように思います。

もう少しだけ、突っ込むと・・・、ただでさえ少子高齢化、人口減少していくというのに・・・、働けるのに働かない身内を養っている場合じゃないですし・・・・国は、働けるのに働かない人に、お金をばら撒いている場合じゃないです。


少なくとも、弊社で、住宅を購入されるお客様の大半は、働き、家族を養い、税を払い、マイホームを買っているわけで、私は、できる範囲でですが、そういう真面目に生きている人を応援したいです。

真面目に働き、きちんと納税している人が損をする社会を作ってはいけないのです。

働かないほうが得をする・・・、働く事は損・・・・・、そんな考え方の人間を構成させずに甘やかして放置する社会に憤りを感じる今日この頃です。


と・・・政治家でもない私が、こんな事を言っていても仕方がないですが・・・・なんか、これまで一生懸命家族のために生きてきたAさんが、余命一年・・・、子供と兄弟の先が見えてしまうだけに・・・・可哀想で・・・・。

そんなわけで、相続後・・ 不労の親子兄弟問題というテーマで書かせていただきました。

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